トロ・イ・モワの別名義ダンス・プロジェクトが初のアルバムをリリース!
トロ・イ・モワことチャズ・バンディックによる別名義ダンス・プロジェクト、レ・シンズが初のアルバムをリリース!レ・シンズとしてダン・スナイス(カリブー)主催レーベル<Jiaolong>からシングルをリリースし注目を集めてきたプロジェクトが遂に本格始動!チャズと所属レーベル<Carpark>が新設したレーベル<Company Records>からリリースされる本作はトロ・イ・モワが持つダンサブルな要素をより突詰めたフロア仕様の作品!ムーディーなクラシック・ハウスからUKベース・ミュージック、そしてデトロイトの黒いグルーヴを取り入れたスモーキーなビートまで多彩な音楽性を次々と繰り出すセンスは圧巻の一言。2014年2月に行われたトロ・イ・モワの来日公演がソールド・アウトしここ日本でもロック、クラブ・ファンから絶大な人気を誇るチャズ・バンディックの新たな才能を体験できる必聴作!
発売・販売元 提供資料(2014/08/25)
2014年はクローメオ“Come Alive"への客演以外、これといって目立った動きのなかったトロ・イ・モワが、土壇場にきて突如別名義でアルバムをリリースした。2010年に始動した同プロジェクトは、過去に3枚のシングルを発表(すべてこのアルバムには未収録)。クラシックなハウスをはじめ、よりダンス・ミュージックに特化した活動を展開してきたが、そのコンセプトは今作でもしっかりと継承されている。強いてトロ・イ・モワ作品で例えるなら2011年のEP『Freaking Out』の方向性に近く、収録曲の大半はインストゥルメンタルで構成。そんななか光り輝いているのが、トロ・イ・モワとの折衷的な作風による唯一の歌モノ“Why"で、これは彼のキャリアでも上位にくる極上のディスコ・ファンクだろう。
bounce (C)高橋芳朗
タワーレコード(vol.373(2014年11月25日発行号)掲載)