ソニック・ユースのフロントマン、サーストン・ムーアが3年半振りのニュー・アルバムをリリース!
ソニック・ユースやチェルシー・ライト・ムーヴィングのフロントマンとしてUSロック・シーンを牽引し続けるサーストン・ムーアが、ソロとしては3年半振りとなる4thアルバムをリリース!参加メンバーは盟友スティーヴ・シェリー(Dr/ソニック・ユース、リー・ラナルド・アンド・ザ・ダスト)、デビー・グッギ(B/マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)、ジェイムス・エドワーズ(G/ノウト、グアポ)と超豪華メンツが集結。ほぼ全編ヴォーカル入りで、ディストーション・ギターを織り交ぜたサーストン節全開のバンド・サウンドが完成!盟友ベックをプロデューサーに迎え制作され、メランコリックなアコースティック・ソングを多数収録した傑作として世界各国から大絶賛を浴びた前作『デモリッシュド・ソウツ』とは打って変り、ソニック・ユースを彷彿とさせるロック・アルバムとなっている。サーストンは12年11月に開催した第3回ホステス・クラブ・ウィークエンダーでダイナソーJrと共にヘッドライナーとして貫禄のパフォーマンスを披露。更に2014年5月に開催したTAICOCLUB '14に出演し、現在でも新たなファンを増やし続けている。
発売・販売元 提供資料(2014/08/25)
2013年チェルシー・ライト・ムーヴィング(CLM)を結成したサーストン・ムーア。このままCLMでのリリースを重ねるかと思いきや、ソロ名義による新作が登場した。〈ソロ〉とはいえバンド形式で作られていて、何とマイブラのデビーがベースで全面参加。他にもスティーヴ・シェリーがドラムスを、ノウトやグアポで活動するジェイムズ・セドワーズがギターを……といった具合の豪華な布陣だ。気になる内容は、ソニック・ユースでも見られたメランコリックで揺らぎのある雰囲気を持ちながら、時にハードで、ミニマル的にグイグイ引っ張るギターを核とし、パンク色を強く打ち出したCLMとは趣の異なる仕上がりに。しかしながら、それらはあきらかにサーストンの音だとわかる圧倒的な個性を放っている。
bounce (C)吾郎メモ
タワーレコード(vol.372(2014年10月25日発行号)掲載)