現代を代表するベーシスト、クリスチャン・マクブライドのMac Avenue 第2弾作品となったのが、このビッグ・バンド作品!
2011年に来日した時のこと。「今度は、ビッグバンドで来日したいんだ」、としきりに話していた(アピールしていた?) クリスチャンは、次の年2月、見事、第54回、Best Large Jazz Ensemble Album を受賞!2014年、待望のビッグ・バンドで来日することになりました。
本作は、その来日を機にした記念リリース、日本語解説付き作品。
ご覧のように、メンツも超豪華。サックスには、スティーヴ・ウイルソン、ロン・ブレイク、トロンボーンにはスティーヴ・デイビスに、マイケル・ディーズ、トランペットにはニコラス・ペイトン、ピアノには、職人、ザビア・デイビス。90年代共に、時代を歩み、成長を共にした面々が、大集合。その集まった面々が、アンサンブルに、ソロにと、大活躍します!
そして、面々を引っ張るのは、もちろん、クリスチャン!なのです。
大所帯の編成においては、ベースは裏方のようにも見えてしまうものでもありますが、クリスチャンのベースは、骨太にパンチのある音で、バンドをグイグイ引っ張ります。太くて、温かみがあって、インパクトある音・・やはり、それがクリスチャンで、改めてベースがバンドの屋台骨となっていることを感じさせてくれたりもします。
アンサンブルは、時折、トラッドの香りも漂わせたりもしつつ、コンテンポラリーなテイストも、ミックス。来日時のインタビューではまた、オリバー・ネルソンの『ブルースの真実』に多くを学んだ、と語っていましたが、カラフルな色彩感も魅力といえましょう。
聴き所は、たくさんありますが、11分に及ぶM-5は見事。華々しく重厚なブラスの響きに、ドラマティックな曲構成。センス抜群のザビア・デイビスのピアノ、そして、アップ・テンポに転じてのアルト、テナーの各ソロも正に聴きモノの白熱の演奏を体感できます。
Sunnyside 作品で伸びやかで素晴しい歌声を披露したメリッサ・ウォーカーのシルキーなヴォーカルも3トラックでフィーチャーし、華を添えます。また、現在、コンボ・バンド”インサイド・ストレート”及び、トリオのレギュラーともなった若きドラマー、ユリシーズ・オウエンス・ジュニアのタイトでキレのいいドラミングも聴きもの。
ダイナミックなサウンドは無条件に楽しさを体感させてくれるもの。楽しさ溢れるアンサンブル作品です。
発売・販売元 提供資料(2014/08/13)