ピアニスト/キーボーディスト坪口昌恭が主宰するエレクトロ・ジャズ・ユニット、東京ザヴィヌルバッハ・スペシャルのライヴ・アルバム第2弾。前作『Change Gravuty』での評価を受け、前回収録できなかった楽曲を収録。メンバーは類家心平(tp)、宮嶋洋輔(g)、織原良次(b)、石若駿(d)。コンピュータとの共演で作られたオリジナル作品を人力演奏によって再構築したスリリングでグルーヴィーなエレクトリック・ジャズ作品。 (C)RS
JMD(2014/09/09)
ライヴ・アルバムとしてリリースした前作『Change Gravuty』が大きな話題を呼び、そのリクエストに応えるべく、前作に収録できなかった他の楽曲を収録した新宿ピットインでのライヴ録音。メンバーは、DCPRG、菊地成孔ダブセプテットやWUJA BIN BIN他多くのバンドに招かれる、現在日本ジャズ界において人気/実力No.1との呼び声も高いトランぺッターの類家心平、卓越したテクニックで注目を集める若手No.1ギタリスト宮嶋洋輔、けもの、畠山美由紀、アン・サリーなどのポップスの演奏から、橋爪亮督グループ、間を奏でる、野本晴美トリオなどのコンテンポラリージャズまで幅広いジャンルで起用されるフレットレス・ベースの名手、織原良次、まだ22歳の現役音大生でありながら、そのハイレベルなパフォーマンスで日本トップクラスの天才ドラマーとの呼び声も高い石若駿。楽曲はこれまでに発表された東京ザヴィヌルバッハの作品。リズムが自在に切り替わりスリリングな展開をみせる"Pastel Yogurt"、ハービー・ハンコックを彷彿とさせるファンクチューン"The Age of Cyber Funk"、クールなベースラインが印象的な"Walking Smartman"、ミニマルテクノを思わせるリズムにローズピアノのサウンドが美しく響く"Cacao Argentum"、そして、スピード感溢れるスイングで圧倒的なソロ回しを披露する"Gondwana Line"。コンピューターとの共演で作られたレパートリーを人力演奏によって再構築。リズムを自由自在に切り替える事により生じるグルーヴとそれをコントロールする圧倒的なスキル。最強のメンバーによるライヴ・アルバム第2弾!
発売・販売元 提供資料(2014/08/21)
人間には為し得ない変則的なタイミングで音を発するシーケンサー・プログラムを用いた即興演奏で、独自の電化ジャズ・サウンドを展開してきた、坪口昌恭によるプロジェクト。そのレパートリーを今度は人力で再現してしまおうという試みで誕生したバンドの、前作『Change Gravity』に続くライヴ・アルバム第2弾。TZBだからこそ生まれた魅惑の楽曲群を、生身の演奏だからこその極上グルーヴで再構築し、活き活きとしたまさに「スペシャル」なサウンドを届けてくれている。「機械」を意識し過ぎないホットなインタープレイとクールなバランス感覚が両立する、最高にかっこいい一枚です!
intoxicate (C)戸畑春彦
タワーレコード(vol.112(2014年10月10日発行号)掲載)