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| フォーマット | DVD |
| 発売日 | 2014年11月07日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | 東映ビデオ |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | DYTD-03765 |
| SKU | 4988101180769 |
主演はショーケンだ。後ろを追いかけてきた松田優作が、『ブラック・レイン』でニアミスし、これは優作が亡くなって半年後の作品だ。監督は優作もゾッコンだった工藤栄一でVシネ初登場、かつ一連の工藤のA級作品群に自然に組み込まれる佳作だ。「早回しをさせない」がコンセプトとしてまずあったVシネマが、この作品のコクによって、今度は巻き戻しをさせて、もう一度見せてしまう。それは工藤と萩原がぶつかったハードボイルドによってであり、もう一つは、キャバレーで“おばさん”と疎まれ、みすぼらしいアパートで『北の国から』(都はるみ)を歌いながら二槽式の洗濯機に洗濯物を放り込む夏樹陽子の湿った温風とによってである。入り組んだストーリーと細かな描写。もう一度聞きたいセリフと気になるしぐさや表情。早回しをさせず、巻き戻しはさせるVシネマに本格突入させた美しいバラードだ。脚本が代わっても、『野獣刑事』を思わせる、妻を使っての囮捜査や、女を潜入させての危険な情報収集は、男の側の非人情というよりも、弱くて切ない、もっと言うと情けない遣る瀬無さを浮かび上がらせている。抜け殻としての織本順吉との対比が効く。「傷だらけの天使」以来の工藤&萩原。このコンビ作品もっともっと観たかった。(Vシネアスト:谷岡雅樹)

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