フォーマット |
CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2014年10月03日 |
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規格品番 |
HCD2016 |
レーベル |
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SKU |
724101773228 |
チャールス・ロイドは、1965年にキャノンボール・アダレイ・セクステットを退団し、3月と5月に米コロムビアへ2枚目のリーダー作『Of Course, Of Course』を録音。そのメンバーは、ロイド、ガボール・ザボ、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスという豪華な顔触れでしたが、同年10月には同じくコロムビアへ、今度はザボ、アルバート・スティンソン、ピート・ラロカというメンバーで録音。これらのセッションは、レコーディングのために集められたメンバーによるものかと思われていましたが、この音源の発掘、登場により、実は、似たメンバーでライヴ活動も行っていたことが明らかになりました。
しかも、本リリースで注目したいのは、これらの音源が、同じNYという土地にあって、エリアも、ヴェニューの雰囲気も、集まるオーディエンスも異なる2会場で収録された、ということでしょう。
ジャドソン・ホールはその名の通り、コンサート・ホールで、ミッド・タウンにあるフォーマルな雰囲気の場所。
それに対して、スラッグスは、イースト・ヴィレッジ。アルバート・アイラーもここでのライブ音源をリリースされていますが、今やレジェンドと言われる気鋭のアーティストが連夜集まったのはもちろんのこと、作家や画家、またドラッグの売人までもが出入りしたNYの生々しい時代が創られた場所。
現代においても、ホールで行うコンサートと、小さなライブ会場でのパフォーマンスでは、生まれる音楽に大きな違いが出来ますが、ロイド自身もライナーで語っているように、その違いは非常に大きかったようです。
つまり、スタジオ録音とは異なるアグレッシブな演奏が聴けるのはもちろんのこと、ここでは、同じグループが、2つの異なる雰囲気の会場で演奏した記録を聴くことができるのです。
ガボール・ザボ、ロン・カーター、ピート・ラロカを従えたカルテット演奏。今もなお、唯一無二の存在として活躍するチャールス・ロイドが、この時代から独自の世界観を響かせていたことも再認識出来るライブ音源であるのも魅力ですが、サイケデリックなザボのギターとダイナミックなロイドの演奏は、新主流派、フリー・ジャズの動きが活発化した60年代中頃ならではの熱気とテンション、ある種のシュールな空気を伝えます。またスラッグスの音源には、よりサイケデリックな色彩感が濃く、共にジャズ・ロック・サウンドの開拓者ともなるロイドとザボ、2人の記録としても興味深くあります。
今回もResonance Records ならではの復刻で、資料も充実。収録された写真により、上記ジャドソン・ホール、及びスラッグスの当時の雰囲気の違いが鮮やかになるのはもちろんのこと、解説や、ロイドのインタビューでは、当時を回想したロイドのコメントも掲載。60年代半ばという時代も伝えてくれます!
構成数 | 2枚
合計収録時間 | 01:24:47
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1.[CD]LIVE AT JUDSON HALL, NYC, SEPTEMBER 3, 1965
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1.SWEET GEORGIA BRIGHT
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2.HOW CAN I TELL YOU
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3.LADY GABOR
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2.[CD]LIVE AT SLUGS' SALOON, NYC, 1965
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1.SLUGS' BLUES
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2.LADY GABOR
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3.DREAM WEAVER
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チャールズ・ロイド(ts)のキャリアの中でも過渡期として最も過小評価されている1966年の大ヒット作『フォレスト・フラワー』リリース以前の貴重な発掘音源がリリース。近年日本盤オンリーで廉価復刻されたCBS時代の1965年作『オフコース、オフコース』でも知られる、60年代チコ・ハミルトン・バンド在籍時に始まったハンガリー人ギタリスト、ガボール・ザボとのピアノレス編成での極めてレアなライブ音源2種を収録。ロン・カーター(b)&ピート・ラロカ(ds)のリズム隊で、70年代にかけて当時のシーンを支えた屈指のジャズクラブ、スラッグスでの音像が生々しい。
intoxicate (C)稲田利之タワーレコード (vol.112(2014年10月10日発行号)掲載)
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