フランス拠点のネオ・ソウル~ジャズ・シンガーの配信EPがCD化。“Can You Love Me”での、オマーがはぐらかしたメロディーを引き戻すようなクールな振る舞いや、ジャム・セッション風の“Wake Up Your Mind”ではフランク・マッコムの鍵盤とクリス・デイヴのドラムを従えて広々とジャジーに舞うなど、ハスキーな歌声が21歳とは思えない余裕と貫禄を醸す。話題のダフト・パンク“Get Lucky”カヴァーもボートラ収録。
bounce (C)池谷昌之
vol.371(2014年9月25日発行号)掲載(2014/10/22)
フランス出身のネオ・ソウル新星、ハイリーン・ギルがSweet SoulRecordsから日本デビュー!オマーやフランク・マッコム、新世代ジャズの担い手であるドラマーのクリス・デイヴらが参加した極上のジャジー・ネオソウルを、クールでハスキーな歌声で紡いでゆく上質な一枚。「フリーソウル2010s」にピックアップされたダフト・パンクのカヴァーもボーナス収録!
オススメ曲⇒(1)(3)(11)
タワーレコード(2014/09/12)
都会的でポップな空気感を絶妙に溶けこませたSoul/R&Bという独自の文化を築いてきたフランスから、また新たなアーティストが世界に向けて飛び出した。彼女の名はHyleen Gil(ハイリーン・ギル)。若干21歳にして、既にシンガーとしてだけでなく、ギタリスト、また作曲家としても活躍しているという実力の持ち主だ。デビュー作『Welcome』の制作にあたって、Jill ScottやJamiroquaiなどを過去に手がけてきた敏腕プロデューサー・GOTTAとタッグを組んだHyleen。ひとつひとつの言葉を丁寧に紡ぎだす彼女のクールでエモーショナルな歌声とそのずば抜けた音楽性によって、瞬時に人々の注目を集めた。以降彼女はGOTTA Recordsの第一号アーティストとして幅広い活躍を見せていくこととなる。この度日本盤のリリースが決定したアルバム『U & I』は、ゲストに豪華なミュージシャンを多数迎え制作された内容充実の一枚。UKを代表するソウル・シンガー・Omarをフィーチャーした"Can You Love Me"は、クールながらも確かな温度を感じさせるビートと、それに乗る二人の歌声の密な関係がバッチリはまった一曲。打って変わって爽やかな風吹き抜けるようなポップ・チューン"Wake Up Your Mind"では、シルキーでソウルフルな歌声が魅力の実力派シンガー・Frank McCombとのデュエットで華やかに魅せる。そしてこの作品でドラムを担当したのは、Robert Glasper、Maxwell、D'Angeloなどのドラマーとしても活躍するJazz/Hip-Hop界随一の奇才・Chris Dave。彼のビートとHyleenの歌声が起こした化学反応、そのサウンドは鳥肌もの。世界が期待するネオソウルの新星がフランスからここ日本に上陸する。
発売・販売元 提供資料(2014/07/25)