元ガールズのフロントマン、クリストファー・オウエンスのセカンド・アルバム。アメリカン・ミュージックのルーツであるゴスペル、カントリー、R&Bにインスパイアされた本作には、ガールズのセカンド・アルバム『ファーザー、サン、ホーリー・ゴースト』に関わったジョン・アンダーソン、ダレン・ワイズ、マケダらが制作陣として参加。ポップ、フォーク、カントリー、バラードなど様々な音楽的要素の詰まった渾身の一枚。 (C)RS
JMD(2014/10/29)
インディー・ロックバンド、ガールズのフロントマンを経て、ソロのシンガー・ソングライターとして活躍するクリストファー・オウエンスが約1年半振りとなる2ndアルバムをリリース!13年に発表したソロデビュー・アルバム『リサンドレ』が国内外のメディアで高く評価され、単独来日公演でも日本のファンを魅了した彼が待望のニューアルバム『ア・ニュー・テスタメント』をリリースする!アメリカン・ミュージックのルーツあるゴスペル、カントリー、そしてR&Bにインスパイアされた本作には、ガールズの2ndアルバム『ファーザー、サン、ホーリー・ゴースト』に関わったジョン・アンダーソン、ダレン・ワイズ、マケダや同作のセッション時に知り合ったというダニー・アイゼンバーグらが主な制作陣として参加。ポップ、フォーク、カントリー、バラードなど様々な音楽的要素の詰まった渾身の2ndアルバムが完成。近年では音楽に留まらず、サンローランやH&Mの広告塔として活躍してきたクリストファー。常にオリジナリティ溢れるスタイルに音楽界だけでなく世界中のファッション界からも注目を集めている。
発売・販売元 提供資料(2014/07/28)
1年半ぶりとなる2枚目のソロ・アルバムは、ガールズ時代から書き溜めていた曲をUSルーツ・ミュージック・テイストでまとめた内容に。恋の始まりから終わりまでを綴ったコンセプチュアルな前作から一転、今回は肩の力を抜いて自由気ままに音楽を楽しんでいる様子が伝わってきます。ゴスペル風のコーラスを従えたリズム&ブルース、ペダル・スティールを用いたカントリー・ウェスタンなど、陽気なナンバーをメインに据えていて、これまでのうつむきがちなクリストファーはもういません! 幼い時にエヴァリー・ブラザーズやフリートウッド・マックをカヴァーしていたという経験が、ここへきて見事に作品へ結実。ごくシンプルな3コードと力強い歌メロ、その他に何が必要でしょうか。
bounce (C)小泉いな子
タワーレコード(vol.371(2014年9月25日発行号)掲載)