シカゴ出身ロック・バンド、ウィルコの頭脳であるジェフ・トゥイーディ(vo,g)が、18歳(2014年時)の息子スペンサーとタッグを組んだサイド・プロジェクト、トゥイーディのアルバム。ウィルコ「ホール・ラヴ」のミュージック・ビデオを監督したことでも知られるマルチ・アーティスト、スペンサーがデモ段階から加わり親子で制作した作品。 (C)RS
JMD(2014/08/01)
「アメリカ最高峰のロックの印象派」(米ローリングストーン誌)等と評される、シカゴ出身ロック・バンド<WILCO / ウィルコ>の頭脳、ジェフ・トゥイーディ(vo,g)が、18歳の息子スペンサーとのプロジェクトを始動!
「このアルバム作りをスタートした時はソロを考えていた。しかし自分にとってソロとは"全てを自分でこなす"ということで、この作品はデモ段階からスペンサーが協力してくれていた。だから今作はソロというよりデュオなんだ。」―ジェフ・トゥイーディ
スペンサーは、既にバンド活動や映像監督、カメラマン等をこなすマルチ・アーティストで、ウィルコの「ホール・ラヴ」ミュージック・ビデオを監督していることでも有名だが、そんな若き才能とジェフのタッグによる本作は本家ウィルコに勝るとも劣らない内容となっており、今年結成20周年を迎えるウィルコのファンにとっても必聴のアルバムだ。
また、アルバム収録曲「サマー・ヌーン」は、アメリカで7月公開の映画「Boyhood(原題)」(映画「スクール・オブ・ロック」等のリチャード・リンクレイター監督)にも起用されている。
発売・販売元 提供資料(2014/07/28)
ウィルコのジェフ・トゥイーディがマルチ・アーティストとしても活躍する息子のスペンサー(18歳)と組んだデュオのファースト・アルバムだ。闘病中の妻の名をもじったタイトルからは家族の絆が強く感じられるが、暗さはなく、スコット・マッコーヒーなど気の合う仲間と共にリラックスしたフォーキー・サウンドを展開。時折ウィルコ本隊っぽい実験性を覗かせたりするのもピリリと効いている。
bounce (C)吾郎メモ
タワーレコード(vol.371(2014年9月25日発行号)掲載)