| フォーマット | DVD |
| 発売日 | 2014年09月27日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | 紀伊國屋書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | KKDS-591 |
| SKU | 4523215054645 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:16:00
製作会社:ウッチ映画大学
イエジー・スコリモフスキによる自作自演連作映画“アンジェイもの”の第一作。主人公のあてどない彷徨に、社会的反抗心と自らの無力の狭間で苛立つ普遍的な若者像が浮かび上がる。
ウッチ映画大学在学中に製作された、イエジー・スコリモフスキの長編第一作。同大学の学生は、習作短編映画製作のため、毎年一定量のフィルムを支給されていた。スコリモフスキは、この短編用フィルムを使って毎年撮りためた素材を一つにして、一本の小片映画を製作しようと考えつき、三年かけて本作を製作した。
主人公は、数年前に大学を中退してそのことを同棲相手の女性テレサに隠し続けながら、毎日を無為に過ごす24歳の青年アンジェイ・レシュチツ(スコリモフスキ自身が演じている)。彼は順応を求める社会に自らの居場所を見出せないまま、突如兵役を志願して社会に出て行こうとする。本作が描くのは、兵役に就くまでの16時間をなりゆき任せに過ごす、一見行き当たりばったりなアンジェイの行動の数々である。そこには成熟への一歩を踏み出そうとするアンジェイの漠然とした決意と共に、その決意を覆す可能性を最後の最後まで秘めた彼の逡巡が見て取れる。
ストーリーに確たる構造がなく、各々のエピソードが偶発的に生じる穏やかな構成と、長廻しによる移動撮影の多用は、断続的な撮影期間から生じた様式だと思われるが、本作の視覚的特長は、その後のスコリモフスキ作品の特異なスタイルを予告している。
アンジェイをめぐる三人の象徴的な女性を一人三役で演じたのは、当時実際にスコリモフスキのパートナーだったエルジュビェタ・チジェフスカ。

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