| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2014年08月22日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | DG Deutsche Grammophon |
| 構成数 | 5 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | 4793631 |
| SKU | 028947936312 |
構成数 : 5枚
合計収録時間 : 06:15:26
『ラフマニノフ: 交響曲とピアノ協奏曲集、他』
【曲目】
ラフマニノフ:
(1)交響曲第1番ニ短調Op.13
(2)交響曲第2番ホ短調Op.27
(3)交響曲第3番イ短調Op.44
(4)幻想曲「岩」Op.7
(5)歌劇「アレコ」より間奏曲
(6)ヴォカリーズ Op.34-14
(7)交響詩「死の島」Op.29
(7)交響的舞曲Op.45
(8)パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
(9)ピアノ協奏曲第1番嬰へ短調 Op.1
(10)ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
(11)ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
(12)ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40
【演奏】
ロリン・マゼール(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[(1)~(7)]
ヴァーシャーリ・タマーシュ(P) ユーリ・アーロノヴィチ(指揮) ロンドン交響楽団[(8)~(12)]
【録音】
1981~1984年、ベルリン、フィルハーモニー[(1)~(7)]
1975~1977年、ロンドン[(8)~(12)]
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それにもまして名演なのが、ヴァーシャーリのピアノ協奏曲。2番はリヒテル盤など遠く及ばない。ラフマニノフ自身の自作自演も残っているが、意外なほど淡泊であっさりとした演奏だがニュアンスは深い。リヒテルみたいな野蛮な乱暴なピアノではない。音がよければと思うが嘆くことはない。ちゃんと代わりがある。それがヴァーシャーリ盤だ。他の所でも書いたから詳しくは書かないが2楽章の繊細な美しさに気が付いたのがヴァーシャーリのこの演奏。ロンドン響のバックも最高。
2番以外はとんでもない駄作だと思っていたが、どうしてどうしてみんな名作で魅力的な曲・演奏に仕上がっている。ヴァーシャーリは地味だがたいした実力者だ。
こうして才能ある演奏者によって名曲は名曲たりうる。演奏が再現「芸術」である以上、演奏で作品以上の曲になることがありうる典型的な一例だ。