元レッド・ツェッペリンのヴォーカリスト、ロバート・プラントのレーベル移籍第一弾にして、約4年振り(2014年時)となるソロ・アルバム。プロデューサー、ロバート・プラントと活動するバンド、センセーショナル・スペース・シフターズと共に制作。大部分をピーター・ガブリエル所有のリアル・ワールド・スタジオでレコーディングした作品。 (C)RS
JMD(2014/07/05)
本作は、2010年に発表した『バンド・オブ・ジョイ』に続く、約4年振りの最新作となる。ザ・センセーショナル・スペースシフターズのジャスティン・アダムスとジョン・バゴットはロバートの2002年作品『ドリームランド』に、またジュルデー・カマラとデイヴ・スミスを除く全メンバーは2005年作品『マイティ・リアレンジャー』のレコーディングにも参加しており、アルバム制作に入る前からロバート・プラントと世界中をツアーをしてきたザ・センセーショナル・スペースシフターズと共に、イギリスにあるHelium StudiosとReal World Studiosにてレコーディングが行われた。また、シングル曲「レインボウ」はロンドンにあるContino Roomsでレコーディングが行われた。また、チャド・ブレイクが今作収録曲のうち3曲でミックスを担当している。「この作品は本当に祝福すべきアルバムだ。力強く、ざらっとした質感があり、アフリカンやトランスといった要素がツェッペリンと融合したような作品だ」と、今作に関してロバート・プラントは語っている。「シンガーとしての俺の刺激的な人生は、常に素晴らしい友情によって突き動かされてきた。ザ・センセーショナル・スペースシフターズと一緒に仕事ができて、本当に幸運だと思っている。コンテンポラリー・ミュージックというエキサイティングなエリアから出てきたアーティストだからね。俺は常々、俺にはだ何か言うべきことはあるのか?、俺の中にはまだ音楽が残っているのか?、俺の心の中には?、といつも自問自答してきた。俺の人生を、そしてその中で起こった出来事を見つめ直していたんだ。長い道のりの中で、期待に満ちた時もあったし、落ち込んだ時もあった。幸せな時や、疑問を感じる時、そして、強力な関係性を感じる時もあった」とロバート・プラントは語る。「...そして今、俺は自分の感情を、メロディと力強さ、そしてトランスに乗せて表現できるようになった。音と色合い、そして友情というすべてが混ざり合う万華鏡みたいに表現しているんだ」。
発売・販売元 提供資料(2014/07/01)
アリソン・クラウスとの共演盤『Raising Sand』以来、好調をキープし続けるロバート・プラント。〈サマソニ〉出演も記憶に新しいなか登場したこの新作は、近年活動を共にしているセンセーショナル・スペース・シフターズ(メンバーにはジャスティン・アダムスの名も!)とガップリ組み、ほぼ全編オリジナル曲で勝負に出ています。オリエンタルなギターの響く“Pocketful Of Golden”はツェッペリン“Kashmir”が老成したような出来だし、〈砂漠のブルース〉やグナワ音楽にふたたび接近しながら聴き手をトランス状態に誘うナンバーもあれば、カラッと小気味良いブルーグラス曲もあり、どの年代のファンも大満足させる一枚に。貫禄と余裕が滲み出ていて、理想的な歳の取り方をしているな~とつくづく。
bounce (C)山西絵美
タワーレコード(vol.371(2014年9月25日発行号)掲載)