元JUDY AND MARYのヴォーカリスト、YUKIの通算7枚目となるオリジナル・アルバム。Hip Hop、Soul、R&B、テクノからユーロビートまで、様々なジャンルのダンス・ナンバーを集めた、とにかく踊れるダンス・アルバム。2012年のソロ・デビュー10周年を経て、さらに進化する彼女の新しい魅力が詰まった作品。 (C)RS
JMD(2014/08/13)
YUKI、7枚目のオリジナルアルバムは、Hip Hop、Soul、R&B、テクノからユーロビートまで、様々なジャンルのダンス・ナンバーを集めたとにかく踊れるダンス・アルバム。10周年を越え、さらに進化するYUKIの新しい魅力満載。
SONY
発売・販売元 提供資料(2014/08/12)
〈エニィタイム、ダンス〉を標榜する3年ぶりのオリジナル作。先行シングル“誰でもロンリー”から始まる序盤はハウシーなナンバーの連打で、代表曲“JOY”を2014年仕様にシェイプしたようなサウンドがハンパない昂揚感を放つ。だが、KAKATOを迎えたブレイクビーツ・チューン“波乗り500マイル”から音の舵を大きく切り、後半にはアーバンなヒップホップ・ソウル調の楽曲も。いずれも太いビートとゆったりしたグルーヴを敷きつつ、彼女ならではの世界に染め上げている。総じて、音のヴァリエーションの広げ方にtofubeatsと共通するものが見て取れるし、彼やSeihoといった新世代のクリエイターにリミックスを発注していることからも、YUKIの現在の視点が窺えるのでは。ポップかつエッジーな傑作だ。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.371(2014年9月25日発行号)掲載)