ブロンド・レッドヘッドの移籍第一弾にして、4年ぶり(2014年時)となる通算9枚目のアルバム。カズ・マキノの透き通るようなヴォーカル&ハーモニーとバンドの特徴的な麗美で強烈にエモーショナルな世界観。時に崇高で時にノイジーに畳み掛けてくる独特な音世界が、デビューから21年目(同)を迎えても全く色褪せることなく更なる高みへと到達する作品。 (C)RS
JMD(2014/07/25)
ドリーム・ポップからノイジーなエレクトロニクス・サウンドまで独自の世界観でファンを魅了し続けるブロンド・レッドヘッドが4年振りとなる9thアルバムをリリース!カズ・マキノの透き通るようなヴォーカル&ハーモニーとバンドの特徴的な麗美で強烈にエモーショナルな世界観。時に崇高で時にノイジーに畳み掛けてくる独特なブロンド・レッドヘッドの音世界は、デビューから21年目を迎えても全く色褪せることなく更なる高みへと到達している。本作はドリュー・ブラウン(ベック、レディオヘッド他)によるプロデュースで、ミシガン州ベントン・ハーバーのキー・クラブ・レコーディング(ザ・ブラック・キーズ、ザ・キルズ他)とNYのザ・マジック・ショップ(デヴィッド・ボウイ『ザ・ネクスト・デイ』他)で制作。過去にはスメルズ・ライク・レコード、タッチ&ゴー、4ADなど名門レーベルから作品をリリースし、世界中のリスナーを始めアーティストからもリスペクトされる存在となった彼等による<Kobalt>移籍第一弾アルバム!
発売・販売元 提供資料(2014/06/25)
6月の来日公演で改めて圧倒的な存在感をアピールした、ノーウェイヴの精神をいまに継承するNYの3人組が4年ぶりの新作を発表。わかりやすいフレーズは決して奏でないエキセントリックなバンド演奏と、プログラミングが作り出す独特の音世界は、トラッド・フォークの影響を採り入れることで深みを増した印象だ。定型を持たないサウンドを特徴付けるのは、やはりカズ・マキノの声。その気怠さは病みつきになる。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.370(2014年8月25日発行号)掲載)