ロック・バンド、ザ・スミスのヴォーカル/ソングライターとしてデビューした、モリッシーのキャピトル傘下Harvestへの移籍第一弾にして、5年ぶり(2014年時)となるアルバム。 (C)RS
JMD(2014/06/07)
モリッシー、2009年以来となるニューアルバム・リリース決定!1982年に伝説のロック・バンド、ザ・スミスのヴォーカル/ソングライターとしてデビュー、深刻な不況にあえぐ当時のイギリスの若者の熱狂的な支持を集め、ロック界のカリスマとして活躍したモリッシー。2012年に実施された20年ぶりとなる来日公演では、仙台、広島、福岡等を含む全9公演を敢行!2013年リリースされた自伝が、UKをはじめとする各国で大ベストセラーになるなど、1988年にソロ・デビュー以来、再びの最盛期を迎えたともいえるモリッシーのキャピトル傘下Harvestへの移籍第一弾となるアルバムが遂にリリース!!最盛期を迎えているといっても過言ではない!
発売・販売元 提供資料(2014/06/04)
2009年に『Years Of Refusal』を発表して以来、レーベル契約がなかったモリッシー。自主で……なんてことはプライドが許すわけもなく(!?)、ようやく名門ハーヴェストと契約を交わし、U2やストロークスを手掛けたジョー・チッカレリをプロデューサーに招いて、パリ録音の新作をリリースした。この屈辱的な5年間で作り溜めたであろう曲の数々はクォリティーが高く、前作に比べるとアルバムを通して美しいメロディーをじっくり聴かせ、スパニッシュなフレイヴァーも良いスパイスに。とはいえ、バンド・サウンドはヘヴィーかつロッキッシュ、モリッシーのパフォーマンスは不屈の闘志と歌う喜びに満ちている。挑発的なタイトルも含め、堂々たる帰還を告げるに相応しい充実作だ。
bounce (C)村尾泰郎
タワーレコード(vol.369(2014年7月25日発行号)掲載)