UK発のディープ・ファンク再評価の流れに乗って突如登場した3ピース・インスト・ファンク・バンド、ザ・ベイカー・ブラザーズのデビュー・アルバム。ドラムのリチャードとオルガンのダン兄弟をメインに所々で管楽器も参加するようなスタイルで切れ味の良いホワイト・ジャズ・ファンク・サウンドを聴かせる一枚。 (C)RS
JMD(2014/06/05)
UK出身の3人組ジャズファンクバンド、ベイカーブラザーズ。ここ最近のUKディープファンクブームの煽りを受けるかの様にして登場してきた彼等。オルガンやブラスセクションを効果的に使用した、全編インストとなっているこの作品では、80年代以降のクラブミュージックシーンで度々評価されてきた、アシッドジャズの影響を色濃く感じさせ、リアルタイムのUKジャズファンクをたっぷりと浴びることのできる作品となっています。 (C)定田
タワーレコード(2004/01/07)
うーん、煙い、いなたい、カッコイイ! シュガーマン・スリーやニュー・マスターサウンズのファンにもぜひ注目してほしい、UKのインスト・ジャズ・ファンク・トリオのデビュー盤。くわえ煙草でギターを弾いていそうなやさぐれたカッティング、ファットなドラムにモッドなオルガン……曲によってはホーンやスクラッチを加え、確かなテクニックでグルーヴィーかつ熱いサウンドを展開。70年代っぽいラフな質感の録音もこれまたツボ!
bounce (C)小高 麻子
タワーレコード(2004年01,02月号掲載 (P106))