"シャンデリア"収録の6枚目!
リアーナ、ビヨンセ、ブリトニー・スピアーズ等に楽曲を提供してきたオーストラリア出身のシンガー・ソングライター、シーアの通算6枚目となるアルバム。リード・シングル"シャンデリア"は必聴!プロデューサーには、長年のコラボレーターでもあるグレッグ・カースティンを起用。憂鬱なR&B調が続く前半にアーティストとしての進化が感じられる1枚。
タワーレコード(2017/11/17)
オーストラリア出身の女性ポップ・シンガーソングライター SIA(シーア)は、過去4作のオリジナル・アルバムをリリースする一方で、現在は世界のポップ界において無比のソング・ライターとしてクリスティーナ・アギレラ、カイリー・ミノーグ、セリーヌ・ディオンからエミネム、フロー・ライダまで、最近ではビヨンセ「Pretty Hurts」、リアーナ「Diamond」、ブリトニー・スピアーズ「Perfume」等を手がけてきた他、人気ドラマ『グレイズ・アナトミー』等のサウンドトラックにもひっぱりだこのヒットメーカーとして注目を集める存在になっている。
前作『We Are Born』(2010年6月)から4年ぶりに発表される今作からは、リード・シングル「シャンデリア」がサウンドのみならず、ユニークな映像展開でも話題となっており、改めて彼女の非凡さ際立つ内容になっている。少女のようでありながらハスキーな歌声で歌われる、退廃的な美メロは一聴して印象的。ミュージック・ビデオでは、現在アメリカのダンス・リアリティ番組『Dance Mom』に出演中で話題になっている11歳の天才ダンス少女マディを起用しており、リアリティ・ショーの華やかさとこの曲の持つ退廃的なアンビバレントさが、絶妙な空気を醸し出している。
自身は「TVが大好きで、ずっとTVを見てる。」そうで、そのことが他アーティストへの曲提供等に生かされるそうだが、時代をウォッチする感覚と、優れたアーティストとしてのアーティスティックな感性が、SIAにしか実現できないバランスでこのアルバムに詰め込まれている。今後のポップを占う意味でも、進化し続けるSIAの渾身作としても、注目の作品だ。
発売・販売元 提供資料(2014/05/28)
Rolling Stone - 4 stars out of 5 -- "Her knack for heart-swelling choruses shines through on a set of tracks you might play while winning a marathon."
Entertainment Weekly - "FEAR shows off her ear for stentorian melodies, her quirky way with lyrics, and her astonishing voice, with its unplaceable accent." -- Grade: B
Paste (magazine) - "HOSTAGE is an upbeat throwback to decades past, as if electronic dance music never existed and doing a fast, fun, rock and roll song was still commonplace for a pop singer. It kind of rules."
Clash (Magazine) - "[W]ith tracks such as 'Big Girls Cry' and `Fire Meet Gasoline' more than matching the output of her past clients in terms of captivating, powerful pop."
Rovi
前作以降、リアーナ“Diamonds”、ブリトニー・スピアーズ“Perfume”、ビヨンセ“Pretty Hurts”などを書いていまや押しも押されもせぬヒットメイカーとなったシーアの、4年ぶりとなる5作目。冒頭から歌い方を含めていかにもリアーナっぽかったりするが、〈これを作ったのは私!〉という自負で貫かれ、その堂々とした振る舞いに惚れ惚れする。特に憂鬱なR&B調が続く前半は以前の彼女のスタイルからずいぶん遠ざかった感もあるが、間違いなくこれはシーアにとっての進化と言えるだろう。プロデュースを担ったのはこれまたヒットメイカーのグレッグ・カースティン。チャート入りの規則を完全に習得している最強コンビが投下したポップ爆弾だ。でありながら、テーマは〈不安〉。そこが実に現代的。
bounce (C)内本順一
タワーレコード(vol.369(2014年7月25日発行号)掲載)