3人組バンド、バッファロー・ドーターの4年ぶり(2014年時)となるアルバム。イギリスのアーティスト、ピーター・マクドナルドが描くアートと音楽のコラボレーションから始まった今作は、「ブロック・パーティ」をテーマに様々な人と人との繋がりで実現した作品。オリジナル・アルバムに加え、世界中の旬なリミキサー/プロデューサーによるリミックス・ディスクを付属したCD2枚組。 (C)RS
JMD(2014/06/03)
バッファロー・ドーター、4年ぶりとなる新作は、2011年4月、金沢21世紀美術館で行われたイギリスの現代アーティストであるピーター・マクドナルドのエキシビジョンで、バッファロー・ドーターが演奏をしたことがきっかけにスタートした作品。エキシビションのテーマは、ずばり“ブロック・パーティ“。ピーターが元々バッファローのファンだったことから実現した企画で、彼の描くペインティングの前で演奏をし、展示室がディスコに変貌。そんなアートと音楽のコラボレーションから始まった今作は、「ブロック・パーティ」をテーマに様々な人と人との繋がりで実現したアルバム。そしてオリジナル・アルバムに加え、今回はなんと、そのオリジナル新曲を世界中のいま旬なリミキサー/プロデューサーがリミックスしたリミックス・ディスクが付いた2枚組で堂々リリース。
SONY
発売・販売元 提供資料(2014/05/27)
4年ぶりの新作で、バンドは新たなダンス・モードに突入。アーサー・ラッセルやESGなど、80年代のNY地下ダンス・シーンから生まれた音を咀嚼したようなアンサンブルは、超クールでありながら開放的で抜けが良い。坂本慎太郎らを迎えた歌もの(日本語詞も!)のファニーでポップな装いも最高。先鋭性としなやかさを併せ持つ彼ららしい傑作だ。砂原良徳やグリーン・ラインズらによるリミックス集もパッケージした2枚組。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.369(2014年7月25日発行号)掲載)