”現存のブラジルのシンガーとして最も重要な存在”とRolling Stone誌に評されるマリーザ・モンチの約3年ぶり、9作目となるニュー・アルバムは昨年8月にリオ・デ・ジャネイロ市立芸術劇場大ホールで行われたライヴを収録した最新ライヴ・アルバム。
これまでのレコード・セールスは1000万枚以上、 ラテン・グラミーを3度受賞、MTV Video Music Brazil Awardsを7度受賞、Multishow Awardsを9度、TIM Awardsを6度受賞するなど数えきれないほどの称賛を浴びているマリーザ・モンチの最新ライヴはブラジル・ファン必聴の1枚!
本作品のライヴは、2012-2013年にかけて、ブラジル国内20都市、ブラジル外12都市にて敢行された一大ツアー、世界で42万人以上の動員を記録。本作は2013年8月2日、3日にリオでのライヴを収録。
プロデュースを手掛けたのはマリーザ本人で、もちろん長い間音楽パートナーを築いているArnaldo Antunes, Carlinhos Brown らと手掛けた “Depois”や“Infinito Particular”なども収録。大ヒットとなった2011年にリリースされた前作“O Que Voce Quer Saber de Verdade”(あなたが本当に知りたいこと)を中心としながら Jorge Benや(“Descalco no Parque”),イタリアのシンガー Mina (“Sono Come Tu Mi Vuoi”, メキシコのJulieta Venegas (“Ilusao”)など彼女が大好きなアーティストの曲もカヴァー。
発売・販売元 提供資料(2014/08/07)
マリーザ・モンチ。デビュー当時より才色兼備の卓越した創造性が「マリーザ・モンチ現象」と言われ、まさに世紀の女性シンガーとしての地位を確立。5年ぶりのスタジオ・レコーディングとなった2011年前作「O QUE VOCE QUER SABER DE VERDADE(あなたが本当に知りたいこと)」の大ヒットを経て、2012-2013年に渡りブラジル各地で盛大なライブ・ツアーを敢行。そして発売となる今作は、そのツアーから2013年8月3日、リオ・デ・ジャネイロ市立芸術劇場大ホール(Grande Sala da Cidade das Artes no Rio de Janeiro)で開催されたステージをパッケージした、全ブラジル・ファン必携のタイトルだ。2002年に「トリバリスタス」を組んだアルナルド・アントゥネス、カルリーニョス・ブラウンとの楽曲が中心となるあたりに、やはりこの二人がマリーザの音楽との関わりが深いことをを改めて実感できるレパートリー。「現象」の時代を象徴する1990年代から2000年までのヒット曲のほか、1950-60年代の古典へのマリーザ流アプローチも3曲収録。清々しい美声の中に認めたメッセージ、そして妖艶なヴォイス・ワークと圧倒的な存在感がどの曲からもにじみ出ているのは間違いない。気になる同行ミュージシャンのトピックは、プピーロ(ドラム)、ルシオ・マイア(ギター)、デンゲ(ベース)という、マンギ・ビートで一世を風靡した人気グループ「ナサォン・ズンビ」のメンバーを「パワー・トリオ」と位置づけて基幹に配している点。このパワフルなトリオがマリーザを強力バックアップ。その他に、ダヂなどマリーザ・サウンドを作り上げてきた名士、さらにはストリング・カルテットやバンドネオンも挿入され、ノスタルジーな一面も見事に展開している。
発売・販売元 提供資料(2014/05/22)