累計アルバム・セールスは5,500万枚以上。2000年代にデビューしたバンドの中で名実ともに世界各国で圧倒的な人気を誇るリンキン・パークが、6枚目のオリジナル・アルバム『ザ・ハンティング・パーティー』をリリースする。『今流行っているような音楽ではなくて、自分が聴きたいって思うサウンドはなんだろう?そしてリンキン・パークだけにしか作ることのできないサウンドは?』―マイク・シノダ(ノイジーの取材より)。このマイクの思いが本作のサウンド作りに大きく影響している。まず彼は古いデモをひっくり返し、他のバンドメンバーにも15歳だった頃の自分を思い出してみてくれってお願いしたそうだ。15歳の時の自分達を刺激していくようなことをやった結果、このアルバム『ザ・ハンティング・パーティー』が生まれた。アルバムからの先行シングルとしてリリースされた"ギルティ・オール・ザ・セイム"には、マイクが15歳くらいの時に聞いていた、80年代後半~90年代に絶大な人気を博しヒップホップ・シーンに多大なる影響を与えた伝説的ラッパー、ラキムが参加。また"オール・フォー・ナッシング"にはHelmetのPage Hamilton、"リベリオン"にはSystem Of A DownのDaron Malakianと2人のギタリストが参加した曲など、重厚で骨太なミックスチャー・ロックが際立つ、原点に立ち返りながら近未来のサウンドスケープを射程圏内に見据えた新作がここに登場!
発売・販売元 提供資料(2014/06/04)
Once one of the biggest bands in the world, the nu-metal survivors follow up 2012's Living Things and their 2013 remix collection Recharged with this, their sixth studio album. Channeling their inner teens, they have toned down their trademark electronics to create their hardest, heaviest, most guitar-centric record to date. Produced by the bandmembers themselves, the album features guest appearances from Helmet's Page Hamilton, Rage Against the Machine's Tom Morello, System of a Down's Daron Malakian, and hip-hop legend Rakim, who features on the single "Guilty All the Same." ~ John D. Buchanan|
Rovi
日本のファンから教わった〈草食系男子〉なる言葉に怒りを覚え、〈軟弱な男なんて狩ってしまえ!〉というのが今回のテーマ。これまでオリジナル盤では外部ミュージシャンを使わなかった彼らだが、本作ではラキムやトム・モレロらを招き、前作のリミックス・アルバムでダブステップに寄った反動か、『Hybrid Theory』系の轟音ニュー・メタルを披露している。チェスターの咆哮も冴え渡り、肉食ロック好き喝采の一枚だ!
bounce (C)清水章雅
タワーレコード(vol.369(2014年7月25日発行号)掲載)
リード曲⑦をはじめ、リンキンならでらのピコピコ感も一応健在ではあるが、アルバム全体通して“生楽器”感が強いのは3rd「Minutes to Midnight」と本作6thのみ。ロック・リンキン!を聴くなら3rdとこの6thがオススメ!