通算4枚目となるオリジナル・アルバム。ボブ・マーリーがレコーディングしていた"TUFF GONG STUDIO"と日本で制作された今作は、先鋭的なダンスホール・チューンから極上のラブソングまで、さらに深みを増したサウンドを体感できる仕上がり。「Up&Live」「ハンパねぇ!!」他、全13曲収録。 (C)RS
JMD(2014/07/01)
HAN-KUN、通算4枚目となるアルバム『VOICE MAGICIAN IV ~Roots&Future~』。今作は2014年初旬にジャマイカに渡り、実際にBob Marleyがレコーディングしていた場所“TUFF GONG STUDIO"と日本とでアルバムは制作された。第51回グラミー賞の最優秀レゲエ・アルバム賞にノミネートされたShaggyを支えるShaggy BANDを迎え、ジャマイカ・ミュージシャン達の卓越し、鍛え上げられたテクニックとジャムセッションの即興性とを組み合わせながらHAN-KUN主導のもとオリジナルな手応えを感じながらのレコーディングが日々行われ、ジャマイカの空気に触れることでさらに覚醒していった。ダンスホールを軸に織りなす音が絡み合ったり解き放たれたりしながらまるで踊りながら風景を描き、そこにHAN-KUNの気高いレゲエ・フィーリングあふれる歌が乗っていく。聴いた人は、これまで聴いたことのなかった新しいレゲエミュージックが誕生したことをその耳と心で実感するはずだ。
VAP
発売・販売元 提供資料(2014/05/15)
説明不要のトップスターの通算4枚目となるソロ作。恒例となっているボブ・マーリーのタフ・ゴング・スタジオでの制作で、自慢のハイトーン・ヴォイスをシャギー・バンドをはじめとした豪華裏方陣が支えており、全曲完成度が高い。お得意のハイブリッドなアップと、ドラマティックなバラードがバランス良く配されているのも流石。レゲエ云々のフィールドを超えて上質なポップス作品として聴くべきアルバムだ。
bounce (C)西尾洋儀
タワーレコード(vol.368(2014年6月25日発行号)掲載)