| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2008年12月01日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | A&M |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | CD3236 |
| SKU | 075021323629 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:39:53
Personnel: David Jenkins (vocals, guitar); Bud Cockrell (vocals); Dave Jenkins (guitar); Cory Lerios (piano, keyboards); Steve Price (drums, percussion).
Audio Mixer: Bill Schnee.
Recording information: Record Plant, Sausalito, CA.
Photographer: John Morris .
The perfect record for '70s concert goers, A Place in the Sun is a record of commercial pop. Most of the tracks on the album touch base with all of the '70s smooth rock cliches: a smooth jazz track ("A Place in the Sun"); country fluff ("Raging Fire"); and a funky, instrumental jam track ("El Verano"). Provides a quick glimpse into '70s pop culture. ~ Zachary Curd
録音 : ステレオ (Studio)

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しかし、ここまで前のめりに走っておいて、後続は爽やかな西海岸サウンドにシフト・チェンジしてしまうのだから面白い。それも、減速ではなく、安定走行しているのだからアッパレだ。要所要所でテクニカルなプレイを披露しながら、レコード盤のB面では舞台の早変わりのような切れの目ない楽曲リレーを難なくやってのけている。
終盤には「アトランタ・ジューン」というセンチメンタルな佳曲が、アルバム後半の”バランスウェイト”として、しっかりとした存在感を放っている。夕暮れが近づいて、そろそろ家に帰る時間の音楽だ。過度に湿っぽくならないように、一定のストロークを保ったままで泣ける旋律を紡いでいる。余談だが、シングル・リリースもされていないこの曲を、二名敦子がカヴァーしていたとは、ちょっとした驚きだった。
アルバムの最後には、南の島のファイアーダンスを想わせる情熱的なギター乱舞がクライマックスを迎える中、”燃えたぎる炎”に背を向けるようにして、"太陽の放浪者"は、恋の水平線の彼方にある次のリーフブレイクへと旅立って行く。
“ハード・ロック”よりもライトでポップだし、ソフトでメロウなのだが、“サーフ・ロック”というヤワなジャンルとは明らかにモノが違う。
唯一残念なのは、日本発売の紙ジャケット仕様盤の音量・音圧が異常に低いことだ。これではダイナミックなミッド・サマー・サウンドを楽しむためにボリュームを10時の位置まで上げなければならない。なんとか再度リマスターしてもらえないだろうか?