スティールパンを操る大所帯バンド、WAIWAI STEEL BANDのデビュー・アルバム。スティールパン発祥の地、トリニダード・トバゴの開放的な空気感が漂う楽曲から、クラシカルな楽曲にスティールパンで挑んだ楽曲、ヴォーカルをフィーチャーしたオリジナル曲など、全編を通してホール一発レコーディングを敢行。日々の積み重ねの先にある"一瞬"に対峙して生まれた会心作。 (C)RS
JMD(2014/05/22)
ドラム缶から生まれた楽器スティールパンが奏でる「魂のうた」!〈Playwright〉レーベルが自信を持って放つ、 スティールパン25人とドラム、パーカッションからなる大所帯バンド、WAIWAI STEEL BAND(ワイワイ・スティール・バンド )のデビュー作。総勢28人が奏でるのは、結成以来温めてきた生きることの楽しさや切なさすべてを許容し肯定する楽曲たち。スティールパン発祥の地、トリニダード・トバゴの開放的な空気感が漂う“Time for Pan"“Shiki Shiki Don Don"“One Day Pan Yard"、ダイナミックなサウンドが気分を高揚させる“Stream"“Bumping"、クラシカルな楽曲にスティールパンで挑んだ意欲作“Sketch"“小さな空"、 沈む夕日を描いた甘く切ない“The Sun Setting on a Skyline"など、 カリブ音楽では括れない多様な音楽性を内包している。他にヴォーカルをフィーチャーしたオリジナルカリプソ“Toripso"スティーヴィー・ワンダーの名曲カヴァー“Sir Duke"など全編を通してホール一発レコーディングを敢行。日々の積み重ねの先にある「一瞬」に対峙して生まれた会心作!
発売・販売元 提供資料(2014/05/09)
好調のPlaywrightが送り出す新たな刺客は、グループ名からして賑やかな様子が伝わってくる、スティールパン担当の25人にドラマーやパーカッショニストを加えた大所帯バンドだ。このファースト・アルバムはスティーヴィー・ワンダー“Sir Duke”のカヴァーをはじめ、トリニダード・トバゴのカーニヴァル音楽とポップスの要素を融合したインストを軸に、全12曲で構成されている。柔らかな男声をフィーチャーした“Toripso”ではオールド・スタイルなカリプソに挑んでみたり、童謡“小さな空”のリメイクでは日本の侘び寂びを表現してみたり、変化をつけながらリスナーを自分たちの世界に引き込んでいく構成力も凄い。梅雨明けが待ち遠しくなる耳通り爽やかな南国ミュージックは、ここにありますよ!
bounce (C)西尾洋儀
タワーレコード(vol.368(2014年6月25日発行号)掲載)