英シェフィールド出身のデュオ、スロウ・クラブが約3年振りとなる3rdアルバム『コンプリート・サレンダー』をリリース!メンバーのレベッカ・テイラー、そしてチャールズ・ウィンストンの両者がギターそしてヴォーカルを担当するというマルチな才能を持つ二人。力強くソウルフルに歌い上げるレベッカのヴォーカルと耳に心地よく残るウィンストンの渋く暖かい歌声に合わせ、ピアノ、ストリングス、ホーン隊をフィーチャーしたオールディーズ、ポップス、リズム&ブルーズの要素がギッシリと詰まった3作目にして大傑作アルバムが誕生!本作はリチャード・ハーレイやカイリー・ミノーグを手掛けるコリン・エリオットをプロデューサーに迎え制作された。モータウンから70年代のポップ、デヴィッド・ボウイなどを彷彿させるような内容が凝縮されたバラエティに富んだ一枚となっている。「不思議な転換を試みた」とテイラーが語る2作目に比べサウンドはシンプルに、歌詞はドリー・パートンのように素直に心を開いたものを書き上げたかったという『コンプリート・サレンダー』はスロウ・クラブが今まで見せてきた成長以上のものを封じ込めた1枚となっている!
発売・販売元 提供資料(2014/05/07)
Clash (Magazine) - "[I]n terms of conception and execution, it's quite possibly Slow Club's finest hour to date."
Rovi
ヴィンテージ感たっぷりの音作りを持ち味とするシェフィールドのドリーム・ポップ・デュオ。3年ぶりに登場したニュー・アルバムではその魅力がさらに開花し、聴き手のノスタルジーを煽りに煽る! リッチなホーン・サウンドを従えて本格的にオールディーズに歩み寄った曲もあり、もはや〈ドリーム・ポップ〉と括るのも憚られるほど。従来のファンはもちろん、例えばラナ・デル・レイ好きにもオススメしたい出来映えだ。
bounce (C)武田晃
タワーレコード(vol.370(2014年8月25日発行号)掲載)