ロック、ポップ、R&B、サイケデリック、エレクトロニクスを昇華させたドリーミー・サウンドが国内外の音楽メ ディアで話題となり、大ブレイクを果たしたトム・クレルによるソロ・プロジェクト、ハウ・トゥ・ドレス・ウェルが2年振りとなる3rdアルバムをリリース!
共同プロデューサーにザ・エックス・エックス、サヴェージズ、キング・クルエルを手掛けてきたロディ・マクドナルドを迎え、ベルリンにあるマクドナルドのスタジオでレコーディングを行った。繊細かつ魅惑的である彼の優美なヴォーカルと重なるエレクトロニクスが心地よく響き渡る独特な世界感にどっぷりとハマる珠玉の作品!10年リリースのデビュー作『ラヴ・ リメインズ』がPitchforkで8.7点(ベスト・ニュー・ミュージック獲得!)、Drowned In Soundで9/10点を獲得するなど高評価を獲得。続く2作目『トータル・ロス』もピッチフォークで8.4点、ザ・ガーディアン4/5点と音楽メディア で高く評価された。日本にも2度来日しておりファンを増やし続けている。
発売・販売元 提供資料(2014/05/28)
ベルリンを拠点に活動するトム・クレルによるソロ・プロジェクト、ハウ・トゥ・ドレス・ウェルの2年ぶり(2014年時)となるサード・アルバム。共同プロデューサーに、ロディ・マクドナルドを起用。繊細かつ魅惑的である彼の優美なヴォーカルと重なるエレクトロニクスが心地よく響き渡る独特な世界感にどっぷりとハマる作品。 (C)RS
JMD(2014/05/01)
一足早くインディー文脈からR&Bをエクスペリメンタルに解釈してみせた、ハウ・トゥ・ドレス・ウェルことトム・クレル。リリースを重ねるごとにローファイなプロダクションからの脱却を進めてきた彼だが、このサード・アルバムではほぼ完全にくぐもったサウンドメイクと別れを告げている。痛みや悲しみ、喪失感を、咽び泣くようなヴォーカルでロマンティックに歌い上げるのは相変わらず。しかし、いつになくクリアでボトムの効いたトラックからは、どこか吹っ切れたような潔さと前向きな力強さが感じられるようになったのも確かだろう。HTDW史上もっとも頼もしく、もっとも明け透けでエモーショナルな楽曲の数々が、ストレートに聴き手の胸へと迫ってくる。
bounce (C)小林祥晴
タワーレコード(vol.369(2014年7月25日発行号)掲載)