5人組バンド、キュウソネコカミのメジャー・デビュー・ミニ・アルバム。メジャーにフィールドを移した数多くのバンドへの哀愁と、その状況に身を投じた自らへのアイロニー(皮肉)が込められた「ビビった」を中心に、テンションMAXで踊れる曲から、キャッチーなメロディを備えた"グッ"とくる曲まで、彼らの成長が伺える作品。 (C)RS
JMD(2014/06/25)
キュウソネコカミ、メジャー第1弾は全曲新曲、いつもと変わらない(?)キュウソ節が全開のミニアルバム!メジャーにフィールドを移した数多くのバンドへの哀愁と、その状況に身を投じた自らへのアイロニー(皮肉)が込められた“ビビった”を中心に、キュウソ的なダンス・ロックに一部の層にグサっと突き刺さる歌詞を載せた“カワイイだけ”、印象的なリフと強靭なリズムで中学生的世界観を歌う“スベテヨシゼンカナヤバジュモン”、誰にでもある日常の焦燥感を歌う“何も無い休日”等、身の周りの事象をディスるその精神性にブレは無し!初回限定盤には2014年1月に行われたDMCCワンマン・ライヴから代表曲8曲に、副音声としてメンバー解説という名のトーク(雑談)も収録したDVD付。
ビクター
発売・販売元 提供資料(2014/04/17)
『ウィーアーインディーズバンド!!』という宣言から一転、キュウソネコカミがまさかの(?)メジャー・デビュー! 曲の途中で唐突に盆踊りが始まる“KMDT25”をはじめ、爆発的なライヴをさらに盛り上げる仕掛けは今回も抜かりなし。非リア充視点で世の中に噛み付く歌詞も相変わらず痛快だが、〈かわいいは作れる〉や〈キラキラネーム〉など、その対象がより大衆向けに変わりつつあるのが、メジャー仕様と言えるかも。
bounce (C)金子厚武
タワーレコード(vol.368(2014年6月25日発行号)掲載)