DJシャドウに並ぶトップ・アーティストとしてアブストラクト・サウンドを牽引してきたDJヴァディムが12年の『Don't Be Scared』から2年振りにアルバムを発表。レゲエとベース・ミュージックを衝突させた、ヴァディム印のレゲエ・アルバム!単なるレゲエ・アルバムではなく、ヴァディムらしい尖ったアレンジが随所に生かされた80年代風のデジタル・サウンドから、バッシュメント、ブーギー・ラップ、そしてなんといってもUKベース・ミュージック(ドラムン、2ステップ)のエッセンスを巧みに盛り込んだオリジナリティたっぷりのサウンドに。ファット・フレディーズ・ドロップの面々や多彩なゲストも参加。
発売・販売元 提供資料(2014/04/17)
ジャケのイメージそのまんま、『The Soundcatcher』(2007年)以来のレゲエ・アルバムが到着。そうでなくてもここ数年はラガ寄りの曲が多かっただけに、80s調のダンスホールやダブステップ以降のノリを行き交うここでの姿は、トドラTあたりの志向に経験値の高さで対抗しているようにも思える。ダイナマイトMCやセロシー、YT、ギャッピー・ランクスといった演者の布陣も、UKベース~サウンドシステム史を辿るかのよう。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.368(2014年6月25日発行号)掲載)