★★★第86回アカデミー賞・長編ドキュメンタリー部門ノミネート★★★
☆2014年全米監督協会賞・DGAアワードノミネート
☆2013年フルフレームドキュメンタリー映画祭・監督賞受賞
☆2013年ロンドン映画祭・グリアソン賞特別賞受賞
☆2013年サンダンス映画祭・最優秀監督賞受賞・最優秀作品賞ノミネート
☆2013年トライベッカ映画祭・観客賞第二位
☆第7回シネマ・アイ・オナーズ
　(6部門ノミネート/デビュー作品賞、グラフィック・デザイン/アニメーション賞、オリジナル作曲賞受賞)
☆2014年デンバー映画批評家協会賞ドキュメンタリー賞ノミネート、第3回ジョージア映画批評家協会賞ノミネート

2013年ホットドック国際映画祭・2013年サンフランシスコ国際映画祭・2013年シドニー映画祭・2013年プロヴィンスタウン国際映画祭・2013年ナンタケット映画祭・2013年カルロヴィヴァリ映画祭・2013年ミュンヘン国際映画祭・2013年ニューホライゾン映画祭・2013年トールグラス映画祭・2013年ストックホルム国際映画祭 正式出品

世界中で絶賛の嵐!アカデミー賞ノミネートも果たした、これぞ傑作というべき珠玉のドキュメンタリー映画!

"ボクシング・ペインティング"で知られる現代芸術家、篠原有司男、通称ギュウチャン。日本で初めて"モヒカン刈り"にした反骨精神溢れる若者は、80歳を超えた今もその頃のスピリットそのままに、創作に人生を捧げ、ひた走る。故・岡本太郎氏は生前、篠原の活動を「ひたむきなベラボウさ」と激賞した。この物語は、篠原有司男と彼の妻・乃り子の40年間に渡るニューヨークでの波乱に満ちた結婚生活をありのままに綴る、きわめてパーソナルでありながら普遍的な、唯一無二のラブストーリーだ。そして、愛、犠牲、歓び、痛み、情熱、失望、老いていくこと、これらのテーマは、私たちに向けた人生の物語でもある。

監督は29歳のザッカリー・ハインザーリング。大手ケーブル局HBO等でキャリアを積み、本作が長編映画デビュー作。夫妻に魅了され、4年の歳月をかけて密着、サンダンス映画祭で見事ドキュメンタリー部門監督賞を受賞した。音楽は松本人志監督作『さや侍』等、映画も多く手掛け、世界を舞台に活躍するサキソフォン奏者、清水靖晃。彼の音は、感情豊かで気まぐれな2人の人生とアートを表現し、また冗談に隠された痛みやさびしさをもほのめかす。

サンダンス映画祭以降も、トライベッカ映画祭で観客賞第2位に選出、その後世界各国の映画祭に出品。そして先日発表された第86回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門において数百本に及ぶ候補作の中から5本のみ選ばれるノミネート作品に選出。篠原夫妻もアカデミー賞受賞式に参加し、ここ日本でも大きくその姿が報道された。