2014年4月に第26回ミュージック・ペンクラブを受賞したピアニスト、山根弥生子のブラームス第2弾。本作は変奏曲を中心とした濃厚な大作プログラム。息づくヨーロッパの伝統的なピアニズム、50年(2014年時)のキャリアを経てますます磨きのかかる芸術性。これぞ演奏芸術の極みと言える味わい深い表情のブラームスを披露。 (C)RS
JMD(2014/04/19)
日本人初となるベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音プロジェクトを2013年に完結させた山根弥生子の最新盤。12年ぶりとなるブラームス、それも「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」をはじめ大曲を中心に組まれた濃厚なプログラムにはヨーロッパの伝統的なピアニズムが息づき、半世紀を超えるキャリアによって磨きぬかれた山根弥生子の芸術は、音楽の深奥を照らしだす。。
<山根弥生子(ピアノ)>
パリ国立音楽院でラザール・レヴィに師事。1953年プルミエ・プリを得てピアノ科卒業。その後チューリッヒ、ベルリン、モスクワでそれぞれマックス・エッガー、ヘルムート・ロロフ、ヤコブ・フリエールのもとで研鑽。1958年マリア・カナルス国際コンクール第一位。1960年日本でデビュー以来、国内外で絶え間なく演奏活動を続けて今日にいたる。1970年と77年には東京でベートーヴェンの全32曲のピアノ・ソナタ連続演奏会を開き高い評価を得る。海外の演奏はフランス、イタリア、スイス、ドイツ、チェコ、スロヴァキア、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、ユーゴスラヴィア、ロシア、中国に及ぶ。レパートリーは古典、ロマン派から現代に及び、特に海外では日本の作品の演奏にも力を入れ、牧野由多可のピアノ協奏曲第2番、「浄瑠璃幻想」、宍戸睦郎のピアノ協奏曲第2番等を世界初演した他、松平頼則の「主題と変奏」も演奏している。国内のほとんどの主要オーケストラと共演し、国外でも多くの大都市のオーケストラ、旧レニングラードフィル(指揮アルヴィド・ヤンソンス)、ベルリン交響楽団(指揮クルト・ザンデルリング)、ゲヴァントハウス管弦楽団(指揮ヴァーツラフ・ノイマン)、ドレスデン・フィル(指揮クルト・マズア)等と共演。協奏曲のレパートリーは40数曲に及ぶ。1975年度福山賞受賞。2013年、日本人初のベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音を完結。2014年、第26回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(独奏・独唱部門賞)受賞。
ALM RECORDS/コジマ録音
発売・販売元 提供資料(2014/03/25)