ネオ・ソウル・ムーヴメントの中、アリシア・キーズにインディア・アリー、ミュージック・ソウルチャイルドやドゥエレなどなど本格派のシンガーに混じって出てきたフロエトリーは、その中でも唯一無二の“フロウ”と“ポエトリー”で強烈なインパクトを残した。2005年に発表した最後のアルバムで事実上の解散となった彼女達だが、2010年秋にナタリー・スチュワート(フロエシスト)、2011年春にはマーシャ・アンブロージアス(ソングストレス)がそれぞれソロ・アルバムを発表し、改めてシーンにその存在感を知らしめた。Floacistは約1年半ぶりの新譜“Rise Of The Phoenix Mermaid”で新たな高みに到達した。Chris “Big Dog” Davis (George Clinton, Kim Burrell, Will Downing, Maysa, Najeeなどのプロデュースを担当)との共作でようやくFloetryのコンセプトが完全に実現されることとなった。ファーストカットされたロマンチックな“Feel Good”で幕を開け、新たな心境を歌ったポジティヴな“Try Something New (I Do)”、Hip Hopな“Doing This”、ジャマイカンの祖母に捧げた“Grandma”、母なる地アフリカを歌った “Omi O!”など聴きどころ満載。
VIVID
発売・販売元 提供資料(2014/04/17)
ナタリー・スチュワートのソロ・プロジェクト第3弾は、フロエトリー時代から標榜してきたコンセプト〈poetic deliverywith musical intent〉を見つめ直した原点回帰な内容。センシュアルなムードを基調としながら、アフロ、ブラジル、レゲエ、ジャズ、ゴスペルなどのエッセンスを織り交ぜたスピリチュアルなR&Bアルバムに仕上がった。制作はウィル・ダウニングやシャンテ・ムーアを手掛けたクリス“ビッグ・ドッグ”デイヴィス。
bounce (C)高橋芳朗
タワーレコード(vol.366(2014年4月25日発行号)掲載)