| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2013年03月13日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | WARNER MUSIC JAPAN |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | WPCS-50256 |
| SKU | 4943674159789 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:05:48

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ゴーティエ・カピュソンがD.ハーディンク指揮の マーラー室内管弦楽団のバックで ハイドンのチェロ協奏曲の 第1番、第2番と第4番の3曲を弾いた 全集のCDを録音しました。モダン楽器のオーケストラの音色は艶やかで美しく、3曲ともに チェンバロの通奏低音がいい感じ(しっかり聴こえる程度)にブレンドされています。
なお、チェロ協奏曲第4番は、ハイドンの作品の真偽未確定の作品なため、収録されているCDは希少です。
カピュソンのチェロは 提示部から 小さな装飾を加えながらの積極的な演奏が聴けます。ただ オーケストラと呼応する箇所での装飾では、オーケストラには手を加えておらず、ひとり語りになっていました。せっかくのセッション録音なので、そのような箇所へ 手を入れられれば良かったのに… と思いました。
端正で溌剌とした 小気味良い演奏です。
ハイドンのチェロ協奏曲を初めて手にする方へのお薦め度は4です。が、第4番が入っているので 資料的側面から『5』にしています。
最後に、解説を記している 近藤氏ですが、第4番の協奏曲に「チェンバロを伴うバロックの名残が…」とありますが、この録音では 3曲ともにチェンバロは使われています。また 他の演奏では 第4番にチェンバロを外している演奏もあり、古典派音楽に対する理解の浅さが見えて残念です。