クラシック
CDアルバム

J.S.Bach: Cello Suites BWV.1007-BWV.1012

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フォーマット CDアルバム
発売日 2014年07月15日
国内/輸入 輸入
レーベルWarner Classics
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 2564639411
SKU 825646394111

構成数 : 2枚
合計収録時間 : 02:17:00

『ニーナ・コトワ／J.S.バッハ：無伴奏チェロ組曲(全曲)』

【曲目】
J.S.バッハ：『無伴奏チェロ組曲 BWV.1007-1012』(全曲)

【演奏】
ニーナ・コトワ(Vc)

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      Cello Suite No. 1 in G major, BWV 1007: Prelude
    2. 2.
      Cello Suite No. 1 in G major, BWV 1007: Allemande
    3. 3.
      Cello Suite No. 1 in G major, BWV 1007: Courante
    4. 4.
      Cello Suite No. 1 in G major, BWV 1007: Sarabande
    5. 5.
      Cello Suite No. 1 in G major, BWV 1007: Menuet 1 - Menuet 2
    6. 6.
      Cello Suite No. 1 in G major, BWV 1007: Gigue
    7. 7.
      Cello Suite No. 2 in D minor, BWV 1008: Prelude
    8. 8.
      Cello Suite No. 2 in D minor, BWV 1008: Allemande
    9. 9.
      Cello Suite No. 2 in D minor, BWV 1008: Courante
    10. 10.
      Cello Suite No. 2 in D minor, BWV 1008: Sarabande
    11. 11.
      Cello Suite No. 2 in D minor, BWV 1008: Menuet 1 - Menuet 2
    12. 12.
      Cello Suite No. 2 in D minor, BWV 1008: Gigue
    13. 13.
      Cello Suite No. 3 in C major, BWV 1009: Prelude
    14. 14.
      Cello Suite No. 3 in C major, BWV 1009: Allemande
    15. 15.
      Cello Suite No. 3 in C major, BWV 1009: Courante
    16. 16.
      Cello Suite No. 3 in C major, BWV 1009: Sarabande
    17. 17.
      Cello Suite No. 3 in C major, BWV 1009: Bourree 1 - Bourree 2
    18. 18.
      Cello Suite No. 3 in C major, BWV 1009: Gigue
  2. 2.[CDアルバム]
    1. 1.
      Cello Suite No. 4 in E flat major, BWV 1010: Prelude
    2. 2.
      Cello Suite No. 4 in E flat major, BWV 1010: Allemande
    3. 3.
      Cello Suite No. 4 in E flat major, BWV 1010: Courante
    4. 4.
      Cello Suite No. 4 in E flat major, BWV 1010: Sarabande
    5. 5.
      Cello Suite No. 4 in E flat major, BWV 1010: Bourree 1 - Bourree 2
    6. 6.
      Cello Suite No. 4 in E flat major, BWV 1010: Gigue
    7. 7.
      Cello Suite No. 5 in C minor, BWV 1011: Prelude
    8. 8.
      Cello Suite No. 5 in C minor, BWV 1011: Allemande
    9. 9.
      Cello Suite No. 5 in C minor, BWV 1011: Courante
    10. 10.
      Cello Suite No. 5 in C minor, BWV 1011: Sarabande
    11. 11.
      Cello Suite No. 5 in C minor, BWV 1011: Gavotte 1 - Gavotte 2
    12. 12.
      Cello Suite No. 5 in C minor, BWV 1011: Gigue
    13. 13.
      Cello Suite No. 6 in D major, BWV 1012: Prelude
    14. 14.
      Cello Suite No. 6 in D major, BWV 1012: Allemande
    15. 15.
      Cello Suite No. 6 in D major, BWV 1012: Courante
    16. 16.
      Cello Suite No. 6 in D major, BWV 1012: Sarabande
    17. 17.
      Cello Suite No. 6 in D major, BWV 1012: Gavotte 1 - Gavotte 2
    18. 18.
      Cello Suite No. 6 in D major, BWV 1012: Gigue

作品の情報

メイン

その他

商品の紹介

ニーナ・コトワは、1970年旧ソ連生まれ。父親は著名なコントラバス奏者のイワン・コトフ。モスクワ音楽院に学び、85年にプラハ国際コンクールで優勝、注目を集めました。しかし父親の突然の死(35歳)をきっかけに、西側に出て音楽の勉強を続けながら、ニューヨークで生活のために始めたモデルの仕事で、一躍トップ・モデルとなりアルマーニやシャネルなどのブランド専属モデルとして活躍しました。並行してチェロの研鑚も積み、1996年ロンドン・デビュー・リサイタルをきっかけにモデルをやめ、音楽活動に専心し欧米で活躍しています。これまでに数枚のアルバムを発売し、ドヴォルザークのチェロ協奏曲では「大胆な楽想と表現力!」と絶賛されました。満を持してのこの「バッハの無伴奏」の録音でも、芯の強い発音と力感のある音質は、最近の古楽奏法を取り入れた演奏とは一線を画するものです。その中には、包容力のある温かいものが感じられるはずです。
ワーナーミュージック・ジャパン
発売・販売元 提供資料（2014/03/11）

メンバーズレビュー

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J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)｜CDアルバム
現在では、バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」と同様にこの「無伴奏チェロ組曲」もガット弦を張ってバロック弓で弾いたり、モダンチェロでもバロック風に弾く演奏家が多くいます。しかしながら、このニーナ・コトワの演奏は、これらの演奏とは180度違います。キレイな女性が弾いていると想像するとガツン！ときます！骨太の分厚い濃い響で朗々と歌い上げて重戦車のよいに邁進していきます。カザルスの時代の響に戻ったようです。もちろんカザルスの演奏とは違いますが…。彼女が使用している楽器も影響しているかもしれません。楽器は、かつてジャクリーヌ・デュ・プレが使用していた1673年製ストラディバリウス“デュ・プレ”です。
組曲第１番のプレリュードの冒頭で'“ぶお〜ん”と変にアクセントを付けて弾く演奏家が多い中で、テンポでさり気なく弾く演奏に好感をおぼえます。この時点で変にアクセントを付けられると後の演奏を聴きたくなくなります。テンポは、早くもなく遅くもなく丁度いいものです。組曲第２番の4曲目のサラバンドは、テンポを若干落として朗々と深々と響かせます。組曲第3番の1曲目のプレリュードの重音の大きさに圧倒されます。音の洪水が怒涛のように押し寄せて来ます。３曲目のクーラントはテンポを若干早くとり、バリバリ弾いて来ます。一転、4曲目のサラバンドではテンポを若干落として低音豊かに朗々と弾いています。重厚さだけではなく、組曲第4番の5曲目のブーレでは軽やかに、さらに6曲目のジーグではさらにテンポを加速して楽しそうにいっきに弾いていきます。彼女のテクニックの素晴らしさを感じます。しかも、そのテクニックを感じさせないほど楽々と弾いていきます!同じことが組曲第5番の第4曲目のガヴォット、大5曲目のジーグにも言えます。組曲第6番の第2曲目アルマンドでは陰と陽をバランスよく弾き分けています。第3曲目のクーラントとは組曲第4番の5曲目のブーレと同じことが言えます。軽快な第6曲目のジーグで演奏は終わります。全体に曲によって重厚さと軽快さ、陰と陽を明快に弾き分ける、素晴らしい演奏です。サラ・サンタンブロジオの温かみのある演奏と双璧をなす演奏です。
モダンチェロで弾く「無伴奏チェロ組曲」の可能性を最大限に引き出した、いや、可能性はまだあるんだぞ、と教えてくれた演奏として絶賛したいです!
2022/01/01 h.Iwauchiさん
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