10,000マニアックスのヴォーカリストとして、そして一人の女性シンガーとして、80年代からその唯一無比のエモーショナルでパワフルな声で、人々の心に深く歌を刻み込んできたナタリー・マーチャント。 その彼女が実に13年ぶりに、全てオリジナル曲によるスタジオ・アルバムをリリースする。タイトルは、セルフ・タイトルの『NATALIE MERCHANT』。シンプルだが、一人の女性として、そしてアーティストとして強い芯を感じるタイトルである。 プロデュースも本人が手掛けたという今作には、心に訴えかける唯一無比な声を持つ、アーティストの成熟した姿が描かれている。その深い視点とストーリーテリングで、多くの人の心を揺さぶってきた彼女が、久しぶりに彼女自身のオリジナル曲によるアルバムをリリース!これまでも、重いテーマや内容を臆することなく取り上げてきた彼女だが、今作でもその姿勢は変わらない。「経験と鋭い洞察力を通して描いた愛の成就と喪失、後悔に拒絶、諦め、欲、破壊衝動、挫折、そして時折得る勝利」そうしたものが、このアルバムには収められているという。 そのナタリーのバックを固めるのは、John Medeski、Shawn Pelton、Clark Gayton、Uri Sharlin、Jesse Murphy、Erik Della Penna、Gabriel Gordonといったミュージシャンたちや、ゲスト・ヴォーカリストのSimi StoneやElizabeth Mitchell、そしてゴスペル・シンガーのCorliss Staffordら。これらの才能ある熟練ミュージシャンたちが、ストリングスやブラス、ハモンド・オルガンやエレクトリック・ギターなどのエレクトリックやアコースティック・サウンドで彼女のヴォーカルを囲み、また支えているのだ。
発売・販売元 提供資料(2014/05/01)