アリス=紗良・オットとフランチェスコ・トリスターノによるコラボ・アルバム。パリを中心に芸術が華やかだったベル・エポックの時代に一世を風靡したバレエ・リュスをテーマに選曲した2台ピアノのための作品などを収録。ダイナミックで野性的なアリスと、緻密かつ繊細なフランチェスコという、音楽的に正反対の二人が互いの美質を生かし、優美かつ迫力ある演奏を繰り広げた作品。 (C)RS
JMD(2014/04/10)
情熱大陸に出演した人気ピアニスト、アリス=紗良・オットとテクノとクラシックを自在に操る今注目のイケメン・ピアニスト、フランチェスコ・トリスターノが初共演。
旬の美男美女が火花を散らす、奇跡のコラボレーション!
2台ピアノによる珍しいアルバム。2人のヴィルトゥオーソがピアノの限界を超えて表現する豊かなサウンドは新鮮に耳に響くことでしょう。
女性ながらダイナミックで野性的な演奏が爽快なアリスと、緻密かつ繊細な情緒が魅力のフランチェスコ。音楽的に正反対のキャラクターの二人が互いの美質を生かし、優美かつ迫力ある演奏の仕上がりとなっています。
アルバムは、パリを中心に芸術が華やかだったベル・エポックの時代に一世を風靡したバレエ・リュスをテーマに選曲した2台ピアノのための作品に加え、トリスターノのオリジナル曲「ア・ソフト・シェル・グルーヴ」を収録。
「春の祭典」は作曲者自身による2台のピアノ版による演奏。20世紀近代音楽の傑作、バレエ《春の祭典》の1913年の初演は正に"スキャンダル"。怒号が飛び交い、賛成派と反対派の乱闘にまで発展した歴史的名曲。
「カランダール王子の物語」は交響組曲《シェヘラザード》の第2楽章。1888年に作曲され、バレエ・リュスでは1910年に取り上げられました。こちらも作曲者自身の2台ピアノ版。
「ラ・ヴァルス」はラヴェルが作曲した有名な名曲。バレエには不向きだとディアギレフに受け取りを拒否され、2人が不仲となるきっかけになった曲でもあり、これもある意味"スキャンダル"。ルシアン・ガーバンによる2台ピアノ版を演奏します。
「ア・ソフト・シェル・グル―ヴ」はフランチェスコ・トリスターノが本アルバムのために書き下ろした曲で、A Soft= ASO FT =ASO(Alice Sara Ott)FT(Francesco Tristano)という意味が含まれています。
ユニバーサル・ミュージック
発売・販売元 提供資料(2014/03/14)
<アリス=紗良・オット Alice Sara Otto>
ドイツ人と日本人の両親のもと、ミュンヘンに生まれたアリス=紗良・オットは、25歳にして、すでにヨーロッパ、日本の主要コンサートホールにおける演奏により、その実力を高く評価されている。弱冠13歳にして浜松国際ピアノ・アカデミー・コンクールでモスト・プロミッシング・アーティスト賞を受賞、その2年後には、イタリアでシルヴィオ・ベンガーリ国際ピアノ・コンクールにて、最年少の最優秀賞に輝いた。2000年より、ザルツブルグのモーツァルテウム音楽大学にてカール=ハインツ・ケマリンク教授に師事。現在ベルリン在住。
[主な受賞歴]
1995年 ドイツ連邦青少年音楽コンクール優勝
1997年 スタインウェイ国際コンクール第1位
1998年 イタリア・リゲッティ国際コンクール第1位
1999年 ハンブルク音楽ホール・コンクール 第1位
2000年 グロートリアン・シュタインヴェーク国際コンクール第1位
2001年 ミュンヘン・カール・ラング・コンクール 第1位
2002年 ミュンヘン・カール・ラング・コンクール 第1位
2003年 リンダウ・ロータリー・ヤング・ミュージック・コンクール第1位
2003年 ケーテン・バッハ・コンクール 第1位&市長特別賞
2004年 ピエネロ・デルヴァルティドーネ国際コンクール優勝 (史上最高得点)
2005年 欧州ピアノ指導者連盟コンクール 第1位桂冠
<フランチェスコ・トリスターノ Francesco Tristano>
1981年ルクセンブルク生まれ。ジュリアード音楽院修士修了。ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティヴァル。ルール・ピアノ・フェスティヴァル等著名な音楽祭に参加。2000年、19歳でミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団との共演でアメリカ・デビュー。2004年のオルレアン(フランス)20世紀音楽国際ピアノ・コンクールで優勝・2008年、ヨーロッパコンサート協会の「ライジングスター」ネットワーク・アーティストに選出され、ウィーンのムジークフェラインを含むヨーロッパ各地でリサイタルを実施。現在、クラシック、テクノ、ジャズのみならず、ジャンルを超えた幅広い活動を行っている。
ユニバーサル・ミュージック
発売・販売元 提供資料(2014/03/14)