原田知世の5年ぶり(2014年時)となるアルバム。ボサノヴァ・デュオnaomi&goroのギタリスト、伊藤ゴローのプロデュースによる、様々なスタイルの曲が収められた大人のリスナー向けのアコースティックなポップス作品。彼女自身の作詞のほか、作家/詩人の池澤夏樹が「名前が知りたい」を作詞。さらに、「青空の月」にはキーボードで坂本龍一が参加。 (C)RS
JMD(2014/03/11)
5年振りのアルバム『noon moon』がcommmonsより発売。『noon moon』とは、昼間の青い空に透けて見える月。プロデューサーは、ボサノヴァ・デュオnaomi&goroのギタリストとして活動する傍ら、作曲家/音楽プロデューサーとしても活躍している伊藤ゴロー。原田知世が手がける作詞の他に、作家/詩人の池澤夏樹氏が「名前が知りたい」の作詞で参加。“青空の月”には坂本龍一がキーボードで参加しています。光の当たる部分や見る位置、時期によって違う表情を見せていく「月」のように、様々なスタイルの曲が収められたこのアルバムは、大人のリスナー向けともいえるアコースティックなポップス。親しみやすいメロディーで、ちょっとノスタルジック。80年代のポップスへオマージュを捧げながらも、まさに今のサウンドです。
AVEX
発売・販売元 提供資料(2014/02/27)
5年ぶりのニュー・アルバムは、今回で3作品連続となる伊藤ゴローのプロデュース。近作はエレクトロニカを採り入れた繊細な音作りだったが、本作はメロディーの良さを際立たせた親しみやすいナンバーが並んでいる。すぐに耳に馴染むポップなサウンドには無駄な音はひとつもなく、曲のエッセンスを捉えた簡潔なアレンジにイノセントな歌声が映える。原田×伊藤のコラボレートを極めたような素晴らしい仕上がり。
bounce (C)村尾泰郎
タワーレコード(vol.367(2014年5月25日発行号)掲載)