観た者誰もが惚れる世界最強の男女ギター・インスト・デュオ、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ。11年『パイレーツ・オブ・カリビアンー生命の泉ー』のサントラで映画音楽の巨匠ハンス・ジマーと、12年は新アレンジによるセルフ・リメイク・アルバム『エリア52』でキューバン・オーケストラとのコラボレーションに挑戦するなど異種格闘技的な創作を繰り広げてきた彼らが、09年の2ndアルバム『11:11』(邦題:格闘弦)以来となる5年振りのオリジナル・アルバムを完成させた。『11:11』は敬愛するサンタナ、ピンク・フロイド、アル・ディ・メオラなどに対するオマージュ作品だったが、新作はロドガブの二人が尊敬してやまない、“歴史上の偉人たちへのセレブレイション”(賛歌)をコンセプトにしている(eg.現代クラシック・ギターの原型を製作したスペインのアントニオ・デ・トーレスやロシアの思想家・小説家のフョードル・ドストエフスキーなど)。サウンドはもちろんロドリーゴのメタル仕込みのメロディックで流麗なリードとガブリエーラのパーカッシヴなリズムによるガット・ギター2本のみで奏でる唯一無二の世界観。より緩急自在に、より芯が太くなった本作は過去最高強度を誇り、躍動感溢れる傑作に仕上がっている。
発売・販売元 提供資料(2014/03/19)
世界最強の男女アコースティック・ギター・デュオと評されるロドガブが、高名な学者や作家など〈歴史上の偉人たちへの讃歌〉なるユニークなコンセプトを掲げ、5年ぶりのオリジナル作をリリース。超絶テクを駆使しながらロックとラテンの格好良いところをブレンドした、火花散るアンサンブルのスリルや興奮は、ここでも健在だ。誰が聴いてもテンション上がってしまうこと間違いなし!のド迫力な一枚。
bounce (C)ダイサク・ジョビン
タワーレコード(vol.366(2014年4月25日発行号)掲載)