"Happy"収録のソロ2作目!
世界の音楽シーンを牽引するファレル・ウィリアムス、8年ぶりソロ作!全米1位の大ヒットとなった先行シングル(5)"Happy"や、ジャスティン・ティンバーレイク参加の軽快ファンキーな(2)、"Get Lucky"以来となるダフト・パンクとの再タッグ(7)等々、ファレル流ヒットの法則が敷き詰められたきらめくアーバン・ポップ集!
タワーレコード(2017/11/17)
シンガー、ソングライター、プロデューサーとしてはもちろん、ファッション/カルチャー・アイコンとしても世界にその名を知らしめるスーパー・マルチ・アーティスト、ファレル・ウィリアムス。2013年コロムビア・レコード移籍が発表され、シングル「Happy」が世界中で大ヒットする中、待望感と共に常に噂されていたファレル8年ぶりのソロ・アルバムが緊急リリース!急遽発表されたアルバム『ガール』の発売発表に際し、ファレルは下記のようにコメントしている。「コロムビア・レコードからアルバム制作に関する話をもらった時、3つの事が頭に浮かんだんだ。一つ目は僕がいつも夢見ていたアルバムをパートナーとして一緒に制作することに興味を示してくれたということに関して、物凄く光栄に感じたということ。二つ目は(アルバムは)にぎやかで、緊急性のある感じがしなければならないということ、三つめはすぐに『ガール』ってタイトルにしようと思った事。みんな気に入ってくれるとうれしいね。」。2014年1月に開催された第56回グラミー賞授賞式にて、ダフト・パンクとナイル・ロジャースと共に「GetLucky」のライブ・パフォーマンスを披露し、大きな注目を集めた。グラミー賞では同曲で最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀ポップ・パフォーマンス賞を受賞したほか、最優秀プロデューサー賞の4冠を受賞。またシングル「ハッピー」が3/2に発表される第86回アカデミー賞で「最優秀オリジナル・ソング(Music Original Song)」部門にノミネート、またサントラを手掛けた映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』も「アニメーション映画賞(Animated FeatureFilm)」にノミネートと、ダブル・ノミネートを果たした。文字通り世界の音楽シーンを牽引し、しかも今ノリに乗っているファレルが、8年の歳月を経て放つオリジナル・アルバム。2014年のマスト・アイテムとなること間違いない、世界が注目する話題作の登場だ!
発売・販売元 提供資料(2014/02/24)
独自性と先鋭性を誇った一昔前の影は薄くなっているものの、ヒット請負人としての存在感は増すばかりのファレル。この8年ぶりのソロ2作目では、そんな自身が生んできた楽曲のスタイルをセルフ・リメイクしつつ、現行シーンに通底するブギーやソウルのムード(それは自身が関わったダフト・パンクやロビン・シックのヒットが生んだものでもあるが)を巧みに塗した印象だ。そのムードの一端を担ったジャスティン・ティンバーレイクを迎えてのMJオマージュからマイリー・サイラスとの殿下調ファンクまで、〈ガール〉にまつわる曲ばかりの、〈ハッピー〉な部分を真ん中に据えた、迷いのない楽しさに満ちた内容は、孤高の天才からポップ職人へと変化してきたファレルのひとつの集大成とも言えるものだろう。
bounce (C)池谷昌之
タワーレコード(vol.366(2014年4月25日発行号)掲載)