こんなクァンティック、聴いたことない!正にネクスト・ステップ!新たなる地平をめざして歩み出したクァンティックが描く、フューチャリスティックでエクスペリメンタルな都市型民族音楽集!アリス・ラッセル、シャインヘッド、ニディア・ゴンゴーラ参加!職人肌のトラックメイカー/プロデューサーとして世界に知られる存在だったウィル・ホランド aka クァンティックは、南米コロンビアのカリ移住後の諸作品によって、音楽家としてもう一段上の評価と信頼を得た。ライヴ・バンドとしても勢力的な活動を展開してきたクァンティック・アンド・ヒズ・コンボ・バルバロ、ダブ/ルーツ・レゲエ色の濃いフラワリング・インフェルノ、マリオ・ガレアーノ(フレンテ・クンビエロ)らコロンビアの若手や同国のレジェンドたちと結成したスーパー・バンド=オンダトロピカ、さらには盟友アリス・ラッセルとの競演やさまざまな実験的プロジェクト、放射状に広がり続けたここ5年のウィルの音楽的方向性は、<クァンティック>名義としては久々 (8年振り!)のアルバムとなる本作『Magnetica』において、奇跡的としか表現しようのないやり方で共存している。ここには近年のウィルのすべてがあり、それどころか彼のネクスト・ステップまで刻み込まれている。
DIS
発売・販売元 提供資料(2014/04/03)
ここ数年はロス・ミティコス・デル・リトモやオンダトロピカなどのユニットを通じてヴィンテージなクンビアを追求してきたウィル・ホランドが、久しぶりにクァンティック単独名義の新作を発表。これが彼のキャリアを総括するような一枚で、アリス・ラッセルとのカリビアン・ソウルに、エチオ・ジャズ風味のデレブ・ジ・アンバサダー客演曲、シャインヘッドのトースティングが光る初期ダンスホール調、タルマ・ヂ・フレイタスを迎えたソフト・サイケなジャジー・ボッサなど、ゲスト・シンガーを的確に配置しながら世界各地の音楽を軽々と跨ぎ、壮大な旅へとリスナーを誘ってくれます。本作さえあればGWに出掛けられなくても落ち込まない!? クァンティック史上、最高傑作です!
bounce (C)西尾洋儀
タワーレコード(vol.366(2014年4月25日発行号)掲載)
南米コロンビアのカリに移住後、様々な名義で作品を発表する傍ら、コロンビアのヴィンテージ音源を積極的に紹介し、近年では同国の若手/ 巨匠音楽家達との混合バンド「オンダトロピカ」で評価を確固たるものとしたウィル・ホランドが、クァンティック単独名義としては8 年振りとなる新作をリリース。クラブ・ミュージックのトラック・メイカーとしてのセンスをもってコロンビアを起点にワールドミュージックに傾倒し、それらを見事にクロスオーバーさせたここ数年のウィルのキャリアが集約されたローカルな土着性としてのラテン~アフロの要素と先進的なサウンドが見事に調和するグローカル・ポップ。
intoxicate (C)山本康貴
タワーレコード(vol.109(2014年4月20日発行号)掲載)