| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 1997年09月16日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Chandos |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | CHAN9553 |
| SKU | 095115955321 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:04:00

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クリストファー・ホグウッドがモダン楽器の デンマーク国立放送交響楽団と 合唱団を指揮して、18世紀後半に活躍した、シュルツの声楽曲を中心に収録したアルバムです。
前半は『キリストの死』です。
4人のソリストに合唱のつく、フルサイズの声楽作品です。
壮絶なテーマなので、劇的なレチタティーヴォや音楽が聴きものです。そんな中、フルートのソロと絡みながら歌う2曲のソプラノのアリアが 清涼剤の様です。特に後半のアリアは、まるでモーツァルトの様な流麗な 美しい旋律が魅力的です。
そのあとは シュルツの声楽曲。
最初のオーケストラ伴奏の『Dank ich Gott…』はなんと、ハイドンの『ロンドン交響曲』の第2楽章です!
ホグウッドの弾くフォルテピアノの小品を挟んで 3曲のフォルテピアノ伴奏の歌曲。
素敵な歌ですが、『夕べの歌』は、ドイツ民謡ですね。ピアノ伴奏を加えた「作曲」なのでしょうか?
そしてピアノ小品をはさんで、また歌曲と最後はオーケストラのポプリ風の愉しい序曲。
盛りだくさんの充実したプログラムのアルバムに 大満足です。
古典派の知られざる声楽曲のCDですが、これこそ秘曲と言うに相応しい曲ばかりです。
しっかりとした 資料的にも満足のいく演奏で聴けます。古典派音楽の好きな方には、要チェックのアルバムです!