| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 1997年09月30日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Nimbus |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | NI7861 |
| SKU | 083603786120 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:14:00

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マコーマックの甘い声から始まり、もうすでに雰囲気満点。途中からコーラスが入り、どんどん変奏されていく。ちょっと調子っぱずれの鐘が短調ぽく鳴るのはご愛嬌。カルーソーはワーグナーを歌わないので私の守備範囲外のため、このCDで初めて聴きました。よく通る甘い美声はいかにもイタオペ向きです。ここでもアダムの名曲を披露。グノーのアヴェ・マリアは甘々のヴァイオリン独奏付き。レーマンの歌唱は女の愛と生涯を思わせる声でニヤニヤしました。カラヤン盤では最後にあって、ローソクの明かりから蛍光灯が点いたみたいになって現実に引き戻されるアレルヤが、このCDではちょうど真ん中に来て、ひと休みする感じ。オネーギンの深いアルトが素晴らしい。ポンセルのアヴェ・マリアもヴァイオリン付き。こちらも美声に絶妙な音域でヴァイオリンがからみ、テナー歌手がいっしょに歌っているみたい。ジングルベルはしゃべりばかりでちょっと興ざめ。最後はグルーバーで静かに締めくくるのですが、フレーズが切れすぎるのと鐘の音程が悪くて少し残念でした。しかし全体としてはホントに驚くべき内容でした。