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フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか

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フォーマット 書籍
発売日 2013年12月22日
国内/輸入 国内
出版社新潮社
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784106105470
ページ数 214

構成数 : 1枚

 まえがき

第一章 神童の神話
 彗星の予兆/リスト・シュトラッセ/神童の出現/師匠ツェルニーとの出会い/「われわれのなかに神あり」/灰色の都パリ/二流ピアニストの烙印/喝采の日々と父の死/淡い初恋/空白期間に猛烈な読書/革命の大砲

第二章 スキャンダルはアーティストのトレードマーク
 サロンという舞台/女たちの小宇宙/オペラ座とイタリア座/劇場としてのサロン/芸術・社会福祉財団としての側面も/リストが成功したホントの理由/ただならぬオーラ/会話術というアート

第三章 巡礼の年
 運命の女マリー/貴族の恋愛ミニ講座/破局への旅路/『ル・マル・デュ・ペイ』と失われた故郷/愛の讃歌/ロマン主義時代の大恋愛

第四章 失神したがる女たち
 なぜ女たちは失神したのか/エレガンス対シック/よみがえるエレガンス/裏社交界/『椿姫』との悲恋/ブルジョワの殿堂、オペラ座/「奴隷的聴衆」の誕生/失神の背後にあるメカニズム

第五章 「ピアニスト」の誕生
 史上最大のコンサート・ツアー/リサイタルの発明/ピアニストの誕生/未来のピアニスト/ベートーヴェンの難曲『ハンマークラヴィア』/「ピアノのパガニーニになる!」/風姿花伝と超絶技巧の極意/「神童ビジネス」の幕開け

第六章 グランドピアノはなぜ大きくなったのか
 鍵盤はなぜ白と黒なのか/間違いだらけの鍵盤素材選び/象牙と帝国主義/ブルジョワ令嬢の美しい指先/メディチ家の黄昏と産業国家/マリー・アントワネットの楽器職人/「ピアノの女王」エラール/十九世紀の象徴としてのピアノ

第七章 ショパン vs. リスト
 西欧 vs. 東欧/ピアニストたちのライバル対決/歪められた関係/おふざけエピソード/亡き友へのオマージュ/偉大なふたつの魂/ポーランドの歌

第八章 四百人の弟子と後継者たち
 音の鳴らないピアノ/ワイマールの宮廷楽長に/活発になった作曲活動/「オレ様」ワーグナーも心を許す/ワーグナー帝国の源流コジマ/弟子たちに何を教えたか/北欧からの崇拝者

第九章 知られざる晩年の肖像
 もうひとりの運命の女/リスト、聖職者になる/孤独と多忙の日々/三分割された生活/生ける伝説/バイロイトに死す/未来への槍

 あとがき
 略年譜 フランツ・リストの生涯
 主要参考文献

  1. 1.[書籍]

音楽の見方が一変! 19世紀ヨーロッパを制覇した「史上最強のピアニスト」の肖像。

リサイタルという形式を発明した「史上初のピアニスト」フランツ・リストは、音楽史上もっともモテた男である。その超絶技巧はヨーロッパを熱狂させ、失神する女たちが続出した。聴衆の大衆化、ピアノ産業の勃興、スキャンダルがスターをつくり出すメカニズム……リストの来歴を振り返ると、現代にまで通じる十九世紀の特性が鮮やかに浮かび上がってくる。音楽の見方を一変させる一冊。

作品の情報

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著者: 浦久俊彦

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