UKベース・ミュージック界の歌姫、ケイティ・B待望の2作目!デビュー作は英チャートで2位となりゴールド・セールスを記録。ダブステップやUKガラージをポップに纏ったその前作を"5 AM"などの先行シングルで今回も踏襲しつつ、ジェシー・ウェアやサンファといった同郷UKのインディR&B勢との共演でも新たな魅力を放つ。これがUKアーバン最前線!
オススメ曲 (2)(4)(10)
タワーレコード(2014/02/10)
UKダンス・ミュージック界のプリンセスKATY B (ケイティ・B) のセカンド・アルバム! ダブ・ステップやUKガラージを中心としながら、UKのダンス・ミュージック・シーンで注目されるケイティ・B。BRIT School に学んだ後、2011年にアルバム『On A Mission』でデビュー。UK2位、そしてゴールド・セールスを記録し、またこの作品で権威あるマーキュリー賞にノミネートされたことなどでも話題となった。2012年のロンドン五輪ではマーク・ロンソンとコカ・コーラのキャンペーン・ソングも手掛けており、女性アーティストが少数派とも映るダンス・ミュージック・シーンにおいて、貴重なアイコンにもなっている。一方でダンス・ミュージックが軸でありながらも、ソングライティングの全てを手掛けるケイティが生み出すメロディはポップやR&Bの影響も大きく受けており、洗練されたポップスとしての要素も十分。今作ではジョージ・フィッツジェラルド、ジャック・グリーン、ジョーカー、ルート94、アートワークといったプロデューサーが参加!
発売・販売元 提供資料(2013/12/26)
〈Aaliyah, please don't take my man〉というリリックがおもしろいジェシー・ウェアとの“Aaliyah”も話題を撒いた『Danger EP』から約1年、このセカンド・アルバムでとうとう全英1位を奪取! 出自の少しかぶるエミリー・サンデーの躍進に触発されたことは先行ヒット“Crying ForNo Reason”の劇的な出来映えからも推察できるが、ジーニアス師匠の繰り出すシンプルでヌケのいいビートに乗った伸びやかな基本軸は変わらず。ジョーカー作のダブ歌謡“All My Lovin'”やサンファとのRBエント“Play”など、強化されたメロの味わいと前作以上に多彩な意匠の両面から聴き応えは十分だ。そういう意味でもMJコール製の2ステップ“Blue Eyes”などボートラも上々なデラックス版を強力に推奨しときたい傑作ですよ!
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.364(2014年2月25日発行号)掲載)