頭はオオカミ、身体は人間という異形の生命体5匹からなるロック・バンド、MAN WITH A MISSIONのサード・アルバム。国内だけではなく海外での活動も行うなど、勢いが増す中でリリースされる作品。 (C)RS
JMD(2014/02/04)
2013年10月9日、シングル『database feat.TAKUMA(10-FEET)』で電撃移籍を行った、MAN WITH A MISSION。その後、バンド史上最大となる、横浜アリーナでの公演も大成功を収めると、すぐに2014年5月31日@幕張メッセでの公演を発表。常に成長し続け、その勢いはとどまることを知らず、国内だけではなく海外での活動も。そんなグローバルアーティストである、MAN WITH A MISSION、待望のサードアルバムをリリース。
発売・販売元 提供資料(2013/12/25)
待望の3作目は、アルバム一枚でひとつの物語を描いたバンド初のコンセプト作。軽やかなアイリッシュ風の“vitamin64”や、アコギ主体で展開されるカントリー調の“Searching life”、3パートで構成された6分半に及ぶナンバー“babylon”など、物語を表現するために必要なパーツを集めた結果、バンドの音楽性を拡張させることに繋がった印象だ。もちろん、メタリックなフレーズでフロアをカオスにする“evils fall”のようなアッパーな楽曲も収録されている。また初回盤は、〈Purefly〉という物質を巡るMWAM作のSF冒険活劇に、「デビルマン」などで知られる永井豪率いるダイナミックプロが挿絵を担当したストーリーブック付属の濃厚仕様! 物語も作っちゃうなんて恐るべしだな、オオカミたち……。
bounce (C)山口哲生
タワーレコード(vol.365(2014年3月25日発行号)掲載)