| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2013年12月14日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 音楽之友社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784276130135 |
| ページ数 | 256 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はじめに
序論 ブラームスの協奏曲と交響曲~4つのStufeに分けて捉える~
記憶のかけら(1) ~Bの軌跡とSの起点~
1.Stufe ニ短調協奏曲とハ短調交響曲
ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15
記憶のかけら(2) ~B-B.のS.からS-I.のS.S.~
交響曲第1番 ハ短調 作品68
記憶のかけら(3) ~BRAZILからB-B.へ~
対立の構図(1) ~処女作と4連作~
2.Stufe ニ長調の交響曲と協奏曲
交響曲第2番 ニ長調 作品73
記憶のかけら(4) ~巨匠B.の大掛かりな悪戯~
対立の構図(2) ~はじめとおわり~
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
記憶のかけら(5) ~B-h.の徒然草~
対立の構図(3) ~続はじめとおわり~
3.Stufe 変ロ長調協奏曲からヘ長調交響曲へ
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83
記憶のかけら(6) ~S-h.の徒然草~
対立の構図(4) ~《リング》の結末について~
交響曲第3番 ヘ長調 作品90 ~へ長調交響曲へ~
記憶のかけら(7) ~あっちとこっち~
対立の構図(5) ~R. Wagner, DER TOD IN VENEDIG 1883~
4.Stufe ホ短調協奏曲と二重協奏曲~ベートーヴェン離れの調性選択~
交響曲第4番 ホ短調 作品98
記憶のかけら(8) ~鎌倉断想~
対立の構図(6) ~「未来音楽」を巡って~
ヴァイオリン,チェロとオーケストラのための二重協奏曲 イ短調 作品102~「和解の協奏曲」とは~
まとめ
二重性について
Final Stufe ブラームスの系列複合における調性行脚のことなど~〈ニ短調〉から〈イ短調〉へ~
記憶のかけら(9) ~和解の構図~
あとがきにかえて
当社刊行の《ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ研究》3冊(2010年完結)で打ち立てた方法論に添って、自らもゆかりの地に滞在した作曲家・諸井誠が、ブラームスのオーケストラ作品を徹底的に分析し、その中に潜むベートーヴェンへの愛情と反発を探求してゆく中で、真のブラームス像にせまる。逝去直前の2013年8月まで校正作業を行っていた著者の絶筆である。

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