少女は悶え、父を求めた
名匠・神代辰巳監督が描く残酷で美しい青春のエロス
“エロスの名匠”神代辰巳が、モラトリアムな若者の性と衝動を鮮烈に描いた青春エロス! 主演は強い眼差しが印象的な吉村彩子。共演は、永遠のロックンローラー・内田裕也。
ヒロインの少女に扮するは、大学在学中に写真家・篠山紀信のグラビアシリーズ「激写」で注目を浴び、この作品への出演となった吉村彩子。褐色の肌に、無垢な少女の恥じらいと娼婦性を全身に漂わせ、少女特有の憂愁を好演している。
脇を固めるのは、『ひと夏の関係』(78)で主役デビューし、“レイプ女優”として名をあげた水島美奈子、80年代のロマンポルノを支えた珠瑠美、永遠のロックンローラー内田裕也、ロマンポルノ常連の高橋明など実力派が勢ぞろい。さらに、『仁義の墓場』(75)など深作欣ニ監督作品では欠かすことの出来ない超個性派俳優・三谷昇が前半の短いシーンではあるが、浜辺をふらふらと歩く「浪曲師」として顔を出しているのも見所の一つである。
監督は、79年に傑作『赫い髪の女』を発表し、エロスの巨匠としての地位も確立していた神代辰巳。撮影は神代監督と名コンビを組み、日本映画を代表するカメラマンである姫田真左久氏が担当。脚本は、神代辰巳と、「天井棧敷」にも参加し舞台「身毒丸」、映画『濡れた欲情 ひらけ! チューリップ』『ベッドタイムアイズ』の岸田理生。
●デジタル・ニューマスター使用
1980年3月29日劇場公開

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