Soul/Club/Rap
CDアルバム

ラン・ザ・ジュエルズ-デラックス・エディション

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フォーマット CDアルバム
発売日 2013年12月14日
国内/輸入 国内
レーベルBig Dada
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 BRC-404
SKU 4523132717043

構成数 : 1枚

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      Run the Jewels

      アーティスト: Run The Jewels

    2. 2.
      Banana Clipper (feat. Big Boi)

      アーティスト: Run The Jewels

    3. 3.
      36" Chain

      アーティスト: Run The Jewels

    4. 4.
      DDFH

      アーティスト: Run The Jewels

    5. 5.
      Sea Legs

      アーティスト: Run The Jewels

    6. 6.
      Job Well Done (feat. Until The Ribbon Breaks)

      アーティスト: Run The Jewels

    7. 7.
      No Come Down

      アーティスト: Run The Jewels

    8. 8.
      Get It

      アーティスト: Run The Jewels

    9. 9.
      Twin Hype Back (feat. Prince Paul as Chest Rockwell)

      アーティスト: Run The Jewels

    10. 10.
      Christmas Fucking Miracle

      アーティスト: Run The Jewels

    11. 11.
      Pew Pew Pew feat. DJ Q-Bert(ボーナストラック)

      アーティスト: Run The Jewels

    12. 12.
      Sea Legs - Dave Sitek Remix remix(ボーナストラック)

      アーティスト: Run The Jewels

    13. 13.
      36" Chain - Blue Sky Black Death remix(ボーナストラック)

      アーティスト: Run The Jewels

    14. 14.
      Pew Pew Pew feat. DJ Q-Bert (Instrumental)(ボーナストラック)

      アーティスト: Run The Jewels

    15. 15.
      Sea Legs - Dave Sitek Remix (Instrumental)(ボーナストラック)

      アーティスト: Run The Jewels

    16. 16.
      36" Chain - Blue Sky Black Death Remix (Instrumental)(ボーナストラック)

      アーティスト: Run The Jewels

作品の情報

メイン
アーティスト: Run The Jewels

オリジナル発売日:2013年

商品の紹介

エル・Pとキラー・マイク、NYとアトランタを代表する鬼才同士が激突した超話題のラップ・デュオ、ラン・ザ・ジュエルズのすでに年間ベストの呼び声高いセルフ・タイトル・アルバムが新曲・未発表曲を追加したデラックス・エディションとして待望の国内盤リリース!アングラ・ヒップホップ好きのヘッズ達が歓喜の咆哮をあげる事必至!NYオールドスクールからバウンス~トラップをも豪快に呑みこんだ男気溢れるドープでタイトなプロダクションの上を、エル・Pとキラー・マイクという二大巨人のキレッキレのマイク・リレーが冴えに冴えわたる問答無用の年間ベスト・ラップ・アルバム2013!またビッグ・ボーイ、初期デ・ラ・ソウルのプロデュースを務め、ウータンの司令塔RZAやダン・ジ・オートメイターとのユニット活動でも知られるプリンス・ポールが参加。本デラックス・エディションにはDJ Q-バートが参加したオリジナル未収録の新曲、さらにTV オン・ザ・レディオのデイヴ・シーテック、気鋭のプロダクション・チームとして注目を浴びるブルー・スカイ・ブラック・デスによるリミックス、そしてそれら3曲のインスト・バージョンが収録!
DIS
発売・販売元 提供資料(2013/11/18)

キラー・マイクとエル・Pは同じ75年の生まれ。マイクがアウトキャストに客演して脚光を浴びた頃、エルはカンパニー・フロウを解散。エルがソロ・デビューした翌年にマイクは初作『Monster』を大ヒットさせている。以降の歩みを見ても両者のスタンスは水と油のように映ったものだが、邂逅そのものは偶然の重なりだとしても、マイクの開かれた志向は『Pl3dge』(2011年)のあたりから顕著になっていたし、ちょうどいいタイミングで訪れたのが『Cancer 4 Cure』と『R.A.P. Music』だったということなのだろう。ラン・ザ・ジュエルズの名においては互いが互いの新たな引き出しを開けた格好で、豪放なマイクはもちろん、エルのシャープな語り口が絶妙にウザ格好良い。やや強引にサード・ベースあたりの雰囲気を思い起こしたりすることもできる。まさにその『The Cactus Album』に続いてボム・スクワッドが手掛けた作品こそアイス・キューブの『AmeriKKKa's Most Wanted』になるし、それと同年に出たLLクールJの楽曲からラン・ザ・ジュエルズという名前が付いたそうだから、このプロジェクトはコンビの両名が嗜好を分かつ以前の、純粋に夢中になっていた時代へのオマージュになっているのかもしれない。それは単なるこじつけだとしても、ジェイ・Z &カニエへの手厳しい言及やネタもろとも“South Bronx”を想起させる“Get It”の熱気からは、原始的なヒップホップのスパイシーな何かが薫ってくるように思える。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.362(2013年12月25日発行号)掲載)

欧米音楽メディアの2013年総合ベスト・アルバム選において、予想以上に健闘しているヒップホップのミックステープが3作品ある。まずひとつは、BBCの〈Sound Of 2014〉にも選出されたシカゴの新鋭チャンス・ザ・ラッパーの『AcidRap』。それから、“Versace”で一世を風靡したアトランタの3人組ミーゴスの『Y.R.N.(Young Rich Niggas)』。そして、今回6曲のボーナス・トラックを追加してフィジカル化が実現したフールズ・ゴールド発のエル・Pとキラー・マイクのユニット、LLクールJ“Cheesy Rat Blues”の冒頭のラインから名付けられたラン・ザ・ジュエルズの『Run The Jewels』だ。エル・Pが全曲のプロデュースを務めたキラー・マイクの傑作『R.A.P. Music』(2012年)から発展して作られた『Run The Jewels』は、実質的にこのコンビのセカンド・アルバムと言っていいだろう。どこか神経質でいながらロック的なソリッドさとマッシヴさを備えたエルのシグネチャー・サウンドに、アイス・キューブ直系のマイクのダイナミックなラップが乗ったときの迫力は、さながら『R.A.P. Music』の興奮ふたたびといったところだが、ここではエルのラピッドファイヤー・フロウが加わることでカオティックな魅力がぐっと強調されている。マイクの『R.A.P. Music』とエルの『Cancer 4 Cure』もそうだったように、どちらかというと非ヒップホップ・メディアで盛り上がっている状況がおもしろいが、この両者のクリエイティヴィティーが現在ピークに達しているのは間違いない。
bounce (C)高橋芳朗
タワーレコード(vol.362(2013年12月25日発行号)掲載)

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