ニール・ヤングが自身のアーカイヴから過去のライヴ音源をリリースするシリーズ:ライヴ・アーカイヴ・シリーズ(Neil Young Archives Performance Series、略してNYAPS)! 膨大な数のアーカイヴ音源をリリースし続けるこのシリーズの最新作として選ばれたのは、1970年11月30日から12月2日の間に行われた、ワシントンDCにある「セラー・ドア」でのソロ・ライヴ音源。今やクラシックであり、ニールの人気を決定づけた彼の3枚目の作品『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』発売直前のライヴ音源を収録した、貴重な音源なのだ(コアなファンの間では既にこの「セラー・ドア」のライヴ音源の存在がささやかれており、まさに待望の正式音源での発表となります)。 間違いなくニール・ファンにとって特別な宝物となる、あの名曲「シナモン・ガール」をピアノで披露するレアなライヴ音源や、このライヴの直後に発売するアルバム『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』に収録されている5曲のライヴ音源(「テル・ミー・ホワイ」「オンリー・ラヴ」「バーズ」「ブリング・ユー・ダウン」「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」)、バッファロー・スプリングフィールド時代の楽曲をソロ・パフォーマンスで披露した音源(「アイ・アム・ア・チャイルド」「エクスペクティング・トゥ・フライ」「僕のそばに居ておくれ」)、そしてこのライヴから2年後に発表となった名作『ハーヴェスト』に収録されている「オールド・マン」の初期ヴァージョンのライヴ音源など、魅力的な音源をぎっしりと詰め込んだ、ユニークな輝きを放つ全13曲を収録。
発売・販売元 提供資料(2013/12/26)
〈Archives Performance〉シリーズの第6弾は、70年に行われたアコースティックでのライヴ音源集。もちろん同年作『After The Gold Rush』からの曲がメインで、それだけでもスルー厳禁なのですが、“Cinnamon Girl”のピアノ弾き語りや『Harvest』に収録された“Old Man”の初期ヴァージョンまで聴けるんですよ!簡素な伴奏が歌の生々しさを引き立て、クレイジー・ホースと組んだ時とは異なる穏やかな雰囲気がイイ!
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.363(2014年1月25日発行号)掲載)