結成30周年(2013年時)を記念して制作された、カーネーション・トリビュート・アルバム。発起人は澤部渡(スカート)と佐藤優介(カメラ=万年筆)の2人。カーネーションと同キャリアのベテランから、カーネーションと縁の深いミュージシャン、現在のインディー・シーンを代表する若いバンドが多数参加。カーネーションのシーンへの影響力の大きさを感じる、豪華絢爛のコンピレーション・アルバム。 (C)RS
JMD(2013/11/19)
今年結成30周年を迎えた、ロック・バンド「カーネーション」。メジャー/インディー問わずシーンの中で独自のスタンスを貫き、ベテランといってもいいキャリアを誇りながらも、前衛的な実験をも同居させる唯一無二のサウンドは多くのミュージック・ラヴァーから熱い支持をうけている。ロックのなんたるかを知り尽くしながらも常に新たなチャレンジを続ける彼等に共鳴したミュージシャンも数多い。今回30周年を記念して、澤部渡(スカート)と佐藤優介(カメラ=万年筆)の2人が発起人となり、トリビュート・アルバムが完成した。カーネーションとほぼ同キャリアを重ねるベテランから、カーネーションと縁の深いミュージシャン、また現在のインディー・シーンを代表する若いバンドが多数参加、カーネーションの幅広い音楽性や、シーンへの影響力の大きさが一目でわかる、豪華絢爛のコンピレーション・アルバム。
P-VINE
発売・販売元 提供資料(2013/10/23)
スカートの澤部渡、カメラ=万年筆の佐藤優介の呼びかけで完成したカーネーションのトリビュート盤。岡村靖幸や森高千里の参加がありながらも、大森靖子や森は生きているなど若手の存在がトピックだ。曲を知り尽くした発起人2組による凝った解釈もおもしろいが、サクッと作ったようなシャムキャッツの“からまわる世界”での捻くれたアレンジやメロディーを聴いて、新世代勢における直枝政広の影響が大きいことを発見。
bounce (C)岡村詩野
タワーレコード(vol.362(2013年12月25日発行号)掲載)