パキスタンの音楽職人集団、サッチャル・ステューディオズ・オーケストラの2年ぶり(2013年時)となるセカンド・アルバム。変わらずヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ他による流麗なストリングス・アンサンブルに各種金管やベース、ギター、ピアノ等を配し、南アジアの伝統楽器群をメインに据えたこだわりの大編成生音オーケストレーションにおいて、新たなカヴァー・ナンバーをたっぷり聴かせてくれる一枚。 (C)RS
JMD(2014/05/20)
サッチャル・ステューディオズ・オーケストラが待望のスタジオ録音作!録音は地元ラホールのサッチャル・スタジオと、 ロンドンのアビーロード・スタジオで行われています。変わらずヴァイオリン、チェロ、ヴィオラほかによる流麗なストリングス・アンサンブルに各種金管や ベース、ギター、ピアノ等を配し、南アジアの伝統楽器群をメインに据えたこだわりの大編成生音オーケストレーションにおいて、新たなカヴァー・ナンバーをたっぷり聞かせてくれる内容となっています。スピード感あるタイトな演奏の中、煌めくようなシタールのプレイが印象的なデイブ・ブルーベックの「ブルー・ロンド・ア・ラ・ターク」をはじめ、ハギレ良いストリングスの中、タブラ&シタールのコンビネーションをフィーチュアーしたレノン=マッカートニーの「エリナー・リグビー」、南アジアのフルート、バンスリの音色が夢心地を誘うアントニオ・カルロス・ジョビンの「ウェイヴ」のまろやかさ、あるいはサーランギの幽玄なイントロが導くR.E.M. の「エブリバディ・ハーツ」の深みある演奏、そして、両面太鼓ドーラックのファンキーなビートに乗せて演じられるスティーヴィー・ワンダーの「ユーヴ・ガット・イッ ト・バッド・ガール」、シタールとピアノが溶け合うようなプレイを聞かせるパット・メセニー「トゥ・ジ・エンド・オヴ・ザ・ワールド」、沈痛なメロディーをバンスリとサーランギで歌うように表現したジャック・ブレルの「ヌ・メ・キット・パ(イフ・ユー・ゴー・アウェイ)」などなど、カラフルさとグルーヴ感を増した全13曲のジャズ&ポピュラー曲のカヴァーが、いっそう緻密なアレンジと、奔放かつ華麗な伝統楽器演奏によるサッチャル・ステューディオズ・オーケストラならではのマジカルな世界を繰り広げます。なお、この作品は2012年末に逝去したデイブ・ブルーベックへの追悼アルバムと銘打たれました。
発売・販売元 提供資料(2013/10/28)
〈オーケストラ+南アジアの伝統楽器によるイージー・リスニング〉という意表を突く音楽性と楽曲の完成度の高さで、デイヴ・ブルーベックからも激賞されたパキスタンの職人集団。前作がロングセラーを記録しているなか、新作が登場した。ジャズの定番からR.E.M.やスティーヴィー・ワンダーらの人気曲までを、流麗なオーケストラと、それに妖しく絡むタブラやシタールが織り成す美しく幽玄な音で披露しています!
bounce (C)ダイサク・ジョビン
タワーレコード(vol.361(2013年11月25日発行号)掲載)