| フォーマット | DVD |
| 発売日 | 2013年12月21日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | マーメイドフィルム |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | KKDS-764 |
| SKU | 4523215101592 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:35:00
デジタル修復版
本邦初DVD化!
知られざる名匠クッツの長編第三作
1961年度ロカルノ映画祭銀帆賞受賞作
ほのぼのとした人情譚に包んで戦争の悲劇が暗示される、味わい深い群像劇
カジミェシュ・クッツが職人的手腕を発揮しつつ、作家的野心を随所に潜ませた名篇
カジミェシュ・クッツ監督の長編第三作。作家マリアン・ブランディスが1957年に発表した少年少女向けの短編小説「列車の中の少年」(未邦訳)に基づき、ブランディス自身と女性作家ルドヴィカ・ヴォズニカが共同で脚本を執筆した作品。ある早朝。一日に二台の列車しか停まらない田舎駅。初老の駅長カリンスキと若い女性の新米駅員が、通過列車を見送るために路線際に出たとき、列車の中から花束が一つ放り出される。花束が投げられた理由を知っている様子のカリンスキに、女性駅員が説明をせがむ。カリンスキは1943年秋に起こった出来事を回想する……。
クッツが実験的な前作『沈黙の声』(60)から作風を一変させた、ナチス占領期(ワルシャワ蜂起の約一年前)を背景とした一種の群像劇。しかし本作の主軸をなすのは喜劇色の漂う人情噺であり、思わぬ災難に遭ったおかげで束の間の運命共同体を形成せざるを得なくなった旅人たちの悲喜こもごもの人間模様が、細やかな日常観察を通して慎ましく語られる。同時に、乗客の中にパルチザンが紛れ込んだのではないかと疑ったドイツ人鉄道警察官がゲシュタポを召還し、アイデンティティを隠して列車の旅を続けるユダヤ系ポーランド人の受難が暗示されるなど、ナチ占領下のポーランドにおける緊迫した状況が点描される。本作で語られる人間群像は、最終的に第二次世界大戦下のポーランド社会の縮図として観る者に迫ってくるだろう。

※ショッピングカートおよび注文内容の確認画面にてフラゲのお届けになるかご確認ください。
※各種前払い決済をご利用の場合、フラゲは保証しておりません。
※フラゲは配送日時指定なしでご注文いただいた場合に限ります。
読み込み中にエラーが発生しました。
画面をリロードして、再読み込みしてください。